加地テックJP:6391

時価総額
¥59.7億
PER
11.3倍
圧縮機の製造販売を主力とし、空気・ガス圧縮機、産業機械の製造販売、圧縮充填、機械器具設置工事などを手がける企業。

事業内容

加地テックは、主に圧縮機の製造販売を行う企業です。具体的には、空気およびガス圧縮機などの風水力機械、産業機械、その他の機械の製造販売を手がけています。また、空気やガスの圧縮充填および販売、機械器具設置工事、電気工事、とび・土工工事、管工事の請負工事なども行っています。

加地テックは、株式会社三井E&Sの子会社であり、同社に対して製品の販売や部品の仕入れ、資金取引を行っています。また、三井E&Sの子会社にも製品の販売や部品の仕入れを行っています。これらの取引は、加地テックの事業運営に影響を与えるものではなく、一般の取引先と同様の条件で行われています。

加地テックは、親会社からの独立性を確保しつつ、取締役会を中心に独自の意思決定に基づいて業務を執行しています。独立社外取締役からの意見を得ながら、多面的な議論を経て取引の実施を決定し、利益を害することがないようにしています。取締役会の判断が社外取締役の意見と異なる場合は特にありません。

経営方針

加地テックは、2030年に向けた長期経営計画「KAJI 2030VISION」を掲げています。この計画では、超高圧技術を活用し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目指しています。具体的には、モノづくりとソリューションサービスを提供する企業としての成長を図ります。

同社の基本方針には、超高圧技術を用いた新製品の開発や市場のリード、既存事業の強化、アフターサービスの拡大、そして海外市場での存在感の向上が含まれています。これにより、製品競争力と収益力の向上を目指しています。

中期経営計画(2023年度~2025年度)では、長期計画の実現に向けた第一ステップとして、カーボンニュートラル社会に向けた製品開発を推進します。また、信頼性の高い高圧圧縮技術の提供や、既存事業のQCD強化を通じて事業拡大を図ります。

さらに、加地テックは、SDGsへの取り組み強化や従業員エンゲージメントの向上、TQMによる品質管理の徹底を共通戦略として掲げています。これにより、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。

経営数値計画では、2025年度の売上高を71億円、営業利益を6.8億円、純利益を5.1億円と設定しています。これらの目標は、現時点での情報に基づいており、今後の状況により変動する可能性があります。