インテグラル (5842) 株価

時価総額
¥1204.9億
PER
28.2倍
プライベートエクイティ投資運用の有力企業。独自のプリンシパル投資とi-Engineによる常駐型経営支援が特徴。24年11月に不動産投資事業、25年3月にグローバルテック・グロース投資事業を開始し事業領域を拡大。日本・アジア・米国に展開。

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事業内容

インテグラルは、企業買収による事業改革を支援するプライベートエクイティ(PE)投資事業を主力とする投資会社です。同社は「信頼できる資本家」を掲げ、投資先企業の経営陣と長期的な信頼関係を築きながら企業価値向上を図っています。2024年からは不動産投資事業、2025年からはグローバルテック・グロース投資事業も開始し、投資領域を拡大しています。

収益の柱は主にPE投資事業で、2025年12月期の収益133億円の大部分を占めています。同社はファンド運用会社として投資家から資金を集めてファンドを組成し、管理報酬(年率約2%)を安定収入として得る一方、投資成功時にはファンド利益の20%をキャリードインタレストとして受け取ります。また自己資金による直接投資も行い、投資先企業の売却時には売却益も獲得しています。

PE投資事業では、事業承継や企業の非公開化、大企業の事業売却などの案件を手がけ、投資後は経営陣を投資先企業に常駐させる独自の支援体制「i-Engine」で企業改革を推進しています。不動産投資事業では、既存物件にリノベーションや用途変更を加えて価値を高めるバリューアッド型の投資を特徴とし、オフィスから住宅、商業施設まで幅広い物件を対象としています。

経営方針

インテグラルは「信頼できる資本家」を経営理念に掲げ、中長期的な成長戦略として運用資産残高を2024年12月期の2,885億円から2025年12月期には5,765億円へと倍増させることを目指しています。同社は主力のPE投資事業に加え、2024年に不動産投資事業、2025年にはグローバルテック・グロース投資事業を開始し、マルチアセット化による事業基盤の拡大を推進しています。収益面では管理報酬による安定収入に加え、ファンドの投資成功時に得られるキャリードインタレストの最大化を重要指標として掲げています。

PE投資事業では、中堅企業にフォーカスした独自のハイブリッド投資戦略により競争優位性を確保しています。投資先企業には「i-Engine」と呼ばれる常駐支援体制を通じて実践的な経営改善を支援し、単なる資金提供を超えた価値創造を実現しています。豊富な投資形態と相対案件への対応力を武器に、良質なポートフォリオの積み上げを図っています。不動産投資事業では、既存物件にリノベーションや用途変更を施すバリューアッド戦略を中核とし、PE投資で培ったネットワークを活用して未証券化物件などの独自投資機会を創出しています。

新市場開拓については、既存の日本市場での地位を基盤として、グロース、インフラ、クレジット分野への投資ファンド組成を計画しています。アセットクラス間での相乗効果を追求しつつ、利益相反リスクの管理強化も並行して進めています。海外展開も視野に入れた地域拡大により、更なる運用資産残高の成長を企図しています。同社は2025年12月期に経済収益ベース純資産864億円の達成を目標とし、持続的な成長軌道の確立を目指しています。

技術革新への取り組みとして、同社はDX推進とAI活用を経営の重要課題と位置づけています。社内横断組織として「DX推進室」を設置し、投資検討プロセスや管理業務の効率化を図っています。IT領域の専門人材も積極採用し、自社のみならず投資先企業のデジタル変革支援も強化しています。人材育成では「インテグラル道場」という独自プログラムを通じてプロフェッショナル人材の早期育成と定着化を図り、多様性の促進により投資判断の質向上を追求しています。

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