しずおかフィナンシャルグループJP:5831

時価総額
¥7764.7億
PER
15.3倍
銀行業務を中心に、リース業務、金融商品取引業務などの金融サービスを展開。

沿革

1943-03静岡三十五銀行(本店 静岡市)と遠州銀行(本店 浜松市)が合併し、現在の株式会社静岡銀行(本店 静岡市)設立
1943-06伊豆、浜松、榛原の3銀行を合併
1943-12静岡、伊豆、浜松の3貯蓄銀行を合併
1950-01外国為替業務取扱開始
1950-12東京店頭売買銘柄に登録
1961-10東京証券取引所市場第一部に上場
1974-03葵リース株式会社(1993年1月 静銀リース株式会社に商号変更)設立
1974-04静岡コンピューターサービス株式会社(2016年4月 静銀コンピューターサービス株式会社に、2020年4月 静銀ITソリューション株式会社に商号変更)設立
1978-11葵信用保証株式会社(1993年1月 静銀信用保証株式会社に商号変更)設立
1979-06静銀ビジネス・サービス株式会社設立(2000年12月 静銀ビジネスクリエイト株式会社と合併し、同社を存続会社としております。)
1983-04静岡ダイヤモンドクレジット株式会社(1994年10月 静銀ディーシーカード株式会社に、2023年8月 静銀カード株式会社に商号変更)設立
1984-08静岡キャピタル株式会社設立
1985-02ロスアンゼルス支店開設(海外支店第1号)
1985-07静銀総合サービス株式会社設立
1989-06ニューヨーク支店開設
1990-07静岡モーゲージサービス株式会社(2012年4月 静銀モーゲージサービス株式会社に商号変更)設立
1991-01香港支店開設
1991-02欧州静岡銀行(Shizuoka Bank(Europe)S.A.)設立
1992-09シンガポール駐在員事務所開設
1993-10信託業務取扱を開始
1995-09上海駐在員事務所開設
1998-12証券投資信託の窓口販売業務を開始
1999-06静銀ビジネスクリエイト株式会社設立
2000-07静銀経営コンサルティング株式会社(静岡印刷株式会社の事業内容および商号変更)営業を開始
2000-12静銀ティーエム証券株式会社設立
2002-10個人年金保険の窓口販売業務を開始
2004-12証券仲介業務を開始
2006-03銀行本体発行クレジットカード取扱を開始
2006-10静銀セゾンカード株式会社設立
2014-08Shizuoka Liquidity Reserve Limited設立
2019-10しずぎんハートフル株式会社設立(2020年5月 特例子会社の認定を取得)
2021-11シンガポール支店開設
シリコンバレー駐在員事務所開設
2022-04東京証券取引所市場第一部から東京証券取引所プライム市場へ移行
2022-05株式会社静岡銀行の単独株式移転の方法による完全親会社設立に向けて「株式移転計画」を作成
2022-06株式会社静岡銀行の定時株主総会において単独株式移転の方法により当社を設立し、持株会社体制へ移行することについて承認決議
2022-10株式会社静岡銀行が単独株式移転の方法により当社を設立し、同行がその完全子会社となる。
静銀経営コンサルティング株式会社、静銀リース株式会社、静岡キャピタル株式会社、静銀ティーエム証券株式会社の株式について、株式会社静岡銀行から現物配当を受ける方法等により当社が取得したことで、当該各社が当社の完全子会社となる
マネックスグループ株式会社の株式について、株式会社静岡銀行から現物配当を受ける方法により当社が取得したことで、同社が当社の持分法適用関連会社となる
2023-02株式会社ティージェイエスを完全子会社化(連結対象外)
2023-07SFGマーケティング株式会社設立
2023-11SFG不動産投資顧問株式会社設立
Shizuoka EU Liquidity Reserve Limited および Shizuoka SG Liquidity Reserve Limited設立
2024-03欧州静岡銀行(Shizuoka Bank(Europe)S.A.)を清算

事業内容

しずおかフィナンシャルグループとその関連会社は、銀行業務を中心に、リース業務や金融商品取引業務などの銀行業務以外の金融サービスを提供しています。このグループは、株式会社静岡銀行を含む連結子会社14社と持分法適用関連会社3社で構成されています。2022年10月3日の同社設立およびグループ内組織再編に伴い、事業セグメントの区分方法が見直されました。これにより、静銀ITソリューション株式会社を含む5社が従来「その他」に分類されていたものが「銀行業」セグメントに変更されています。同社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準を連結ベースの数値に基づいて判断しています。このように、しずおかフィナンシャルグループは、銀行業務を核としつつ、多様な金融サービスを通じて幅広い顧客ニーズに応える体制を整えています。

経営方針

しずおかフィナンシャルグループは、地域社会と共に成長し、新たな価値を創造することを目指しています。同社は、2023年から2027年にかけての第1次中期経営計画「Xover~新時代を拓く」を策定し、異なる分野の融合を通じて全てのステークホルダーとの価値共創を目指しています。この計画は、不確実な時代において未来を切り拓く決意を表しており、地域や顧客の課題解決を通じて新たな価値を創造する「課題解決型企業グループ」を目指しています。

同社は、地域共創戦略、グループビジネス戦略、トランスフォーメーション戦略、グループガバナンス戦略の4つの基本戦略を軸に、社会価値の創造と企業価値の向上を目指しています。地域共創戦略では、地域の課題解決を通じて経済活性化を図り、グループビジネス戦略では、コア事業の深掘りや新事業への挑戦を通じて収益拡大を目指します。トランスフォーメーション戦略では、デジタル技術の活用による経営基盤の拡充を図り、グループガバナンス戦略では、グループ全体の事業運営を統括し、事業シナジーの創出を目指します。

また、同社は人財の変革も重要なテーマとしており、地域や顧客の課題解決を担う人財の育成に加え、新たな社会価値を創造する人財の拡充にも力を入れています。ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進を通じて、役職員一人ひとりの活躍の場を広げ、人的資本経営を推進しています。

このように、しずおかフィナンシャルグループは、地域社会との協働を通じて新たな社会価値を創造し、持続的な成長を目指す総合金融グループへの発展を目指しています。