いよぎんホールディングスJP:5830

時価総額
¥7451.3億
PER
10.6倍
銀行業を中心に、リース業、情報処理受託・ソフトウェア開発業、証券業、クレジットカード業務、投資ファンド運営業務などを展開。

事業内容

いよぎんホールディングスは、銀行業務を中心に多様な金融サービスを提供しています。グループは、伊予銀行をはじめとする連結子会社18社、非連結子会社5社、関連会社3社で構成されています。銀行業務は、預金、貸出、有価証券投資、為替業務を行い、地域に密着した営業活動を展開しています。

伊予銀行以外の連結子会社では、銀行事務代行、信用保証、クレジットカード、有価証券投資、投資ファンドの運営などを手がけています。これにより、幅広い金融サービスを提供し、地域経済の発展に寄与しています。

リース業務は、いよぎんリース株式会社が担当しています。同社は、企業や個人向けにリースサービスを提供し、設備投資の支援を行っています。これにより、顧客の資金調達ニーズに応えています。

その他の事業として、情報処理受託、ソフトウェア開発、証券業務を行っています。これらのサービスは、金融業務を補完し、顧客に対する総合的なサポートを提供しています。

経営方針

いよぎんホールディングスは、地域経済の発展に貢献することを基本方針とし、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。同社は「潤いと活力ある地域の明日を創る」という存在意義を掲げ、最適なサービスで信頼に応えることを経営姿勢としています。

同社の中長期的な経営戦略は、「新たな価値を創造・提供し続ける企業グループ」を目指すことです。デジタル技術を活用し、「営業×人財」の構造改革を進めることで、10年先を見据えた「稼ぐ力」の向上を図ります。2024年度の中期経営計画では、役職員のマインドセットや行動の変革を促進します。

いよぎんホールディングスは、地域社会の変化とステークホルダーのニーズを考慮し、5つの重要項目(マテリアリティ)を特定しました。これに基づき、「成長」「適応」「強靭」「改善」をキーワードに各部門の戦略を策定し、サステナビリティ経営を実践します。

同社は、経済インパクトと社会インパクトを測る指標を設定し、企業価値の向上を目指しています。2026年度までに連結ROEを7.00%、親会社株主に帰属する当期純利益を580億円とする目標を掲げています。また、CO2排出量削減や従業員エンゲージメントの向上など、社会的な目標も設定しています。

いよぎんホールディングスは、急速に変化する経営環境に対応し、資本効率化施策を推進します。金融/非金融の両面から地域の発展・成長に貢献するサービスを提供し、グループ企業理念を体現することを目指しています。