SECカーボンJP:5304

時価総額
¥458.4億
PER
12.3倍
炭素製品セグメントではアルミニウム製錬用カソードブロックや人造黒鉛電極、鉄鋼製品セグメントでは電炉製鉄による鉄鋼製品の製造販売。

事業内容

SECカーボンは、炭素製品と鉄鋼製品の製造販売を主な事業としています。炭素製品には、アルミニウム製錬用カソードブロック、人造黒鉛電極、特殊炭素製品、ファインパウダーなどがあります。これらの製品は、主に同社自身が製造販売を行っています。

同社の関連会社である東邦カーボン株式会社は、SECカーボンから人造黒鉛電極や特殊炭素製品を仕入れ、販売を行っています。また、SECファーネス株式会社は、SECカーボンの工場内で請負業務を担当しています。アイ’エムセップ株式会社は、溶融塩電気化学に関する研究開発を行っています。

さらに、株式会社ハイテンプ・マテリアルズ・システムは、SECカーボンの特殊炭素製品を仕入れて販売しています。鉄鋼製品の分野では、大谷製鉄株式会社がSECカーボンから人造黒鉛電極を購入し、電炉製鉄による鉄鋼製品を製造販売しています。これらの事業を通じて、SECカーボンは多様な製品とサービスを提供しています。

経営方針

SECカーボンは、炭素製品と鉄鋼製品の製造販売を主な事業とし、業界の最高峰を目指しています。同社は、変化に挑み、無限の可能性を探求することを経営理念に掲げ、需要家の要望に応える製品を創造し、社員や株主の幸福を増進し、社会の福祉発展に寄与することを目指しています。

同社の中期経営計画「サステナブル2026持続的成長へ」では、成長基盤の強化、経営体質の強化、資本政策の推進を基本方針としています。これにより、売上高、営業利益、ROEの向上を目指し、持続的な成長を実現することを目指しています。

また、SECカーボンは、世界的な経済不安定要因に対処するため、成長戦略の加速やものづくりの原点回帰、人材の質と量の再定義、IT基盤強化、カーボンニュートラルへの貢献を重点目標としています。これにより、企業の社会的責任を果たし、法令遵守や環境負荷の低減、コーポレートガバナンスの充実に努めています。