三ツ星ベルトJP:5192

時価総額
¥1180.4億
PER
15.6倍
自動車用ベルトや一般産業用ベルトの製造・販売を行う国内外ベルト事業、建築用防水シートの製造・販売を行う建設資材事業。

事業内容

三ツ星ベルトは、ベルトや建設資材の製造・販売を行う企業であり、国内外で多様な事業セグメントを展開しています。具体的には、国内ベルト事業、海外ベルト事業、建設資材事業、その他の事業に分かれています。

国内ベルト事業では、三ツ星ベルトとその国内子会社が自動車用ベルト、一般産業用ベルト、搬送ベルトを製造・販売しています。製造は三ツ星ベルト工機や三ツ星ベルトコンベヤが担当し、販売は三ツ星ベルト販賣が行っています。

海外ベルト事業は、海外の子会社が自動車用ベルトや一般産業用ベルト、OA機器用ベルトを製造・販売しています。インド、アメリカ、中国、インドネシア、ポーランドなどで製造・販売を行い、各地域のニーズに応えています。

建設資材事業では、建築用防水シートや土木用遮水シートの製造・販売、土木防水工事を行っています。三ツ星ベルトが製造・販売を担当し、ネオ・ルーフィングが販売・施工を行っています。

その他の事業には、設備機械、他社仕入商品、エンジニアリングストラクチュラルフォーム、電子材料、サービス事業などが含まれます。エンジニアリングストラクチュラルフォームは三ツ星ベルト樹脂が製造し、三ツ星ベルトが販売しています。

経営方針

三ツ星ベルトは、次世代の産業分野に対応する高機能、高精密、高品質な製品を提供し、社会に貢献することを経営基本方針としています。同社は、社員一人ひとりが「今日に誇りを持ち、明日に希望を託し行動する」ことを社訓とし、人と地球に優しい企業を目指しています。

同社は、グローバルな経済環境の変化に対応し、世界のトップメーカーを目指すため、企業体質の強化を図っています。具体的には、SDGsに取り組み、環境との調和を目指した製品技術の開発を進め、持続可能な社会の実現に貢献する企業づくりを推進しています。

また、三ツ星ベルトは、研究開発体制の強化や技術力の向上を図り、製品開発のスピードを高めることに注力しています。さらに、世界的なコスト競争に対応するため、最適な生産体制の確立を目指し、コスト競争力のある企業体質を構築しています。

同社は、2024年度から2026年度までの3年間を成長加速期間とし、収益性や資本効率性、設備投資額、株主還元、ESGの各分野にKPIを設定しています。これにより、2030年度の目標である売上高1,000億円、営業利益130億円、ROE10%の達成を目指しています。