オカモトJP:5122

時価総額
¥953.8億
PER
13.3倍
プラスチックフイルム、壁紙、自動車内装材、産業資材の製造・販売、医療・日用品、シューズ、衣料・スポーツ用品の提供、製品輸送・保管、太陽光発電事業を展開。

沿革

1934-01資本金5万円をもって日本ゴム工業株式会社として荏原区戸越町(現在の品川区平塚)において設立。
1949-06東京証券取引所に上場。
1958-02理研ゴム株式会社と合併し、商号を日本理研ゴム株式会社と改める。
1958-08大阪出張所(現大阪支店)を開設。
1961-06本社を現在地に移転。
1961-08神奈川工場(神奈川県座間市)を設立。
1961-10東京証券取引所市場第一部銘柄となる。(市場第二部開設に伴い)
1963-09名古屋営業所を開設。
1964-04群馬工場(群馬県太田市)を設立。
1965-03OM.,Inc.(現Okamoto U.S.A.,Inc.)(現連結子会社)を設立。
1968-02岡本ゴム工業株式会社と合併し、商号を岡本理研ゴム株式会社と改める。
1969-02東京証券取引所貸借銘柄に選定される。
1972-06子会社株式会社岡本理研茨城製作所を吸収し、茨城工場を設立。
1976-05ゼブラケンコー自転車株式会社を合併。
1981-04福岡営業所を開設。
1984-02創立50周年。
1985-03静岡工場(静岡県榛原郡吉田町)を設立し、神奈川工場の製造設備を移設拡充。
1985-10社名を岡本理研ゴム株式会社よりオカモト株式会社に改める。
1985-12神奈川工場閉鎖。
1989-07仏国、ミシュラン社と合弁会社ミシュランオカモトタイヤ株式会社を設立し、当社群馬工場タイヤ製造設備を譲渡。
1993-10子会社岡本ゴム株式会社より営業譲受けで、福島工場(福島県いわき市)を設立。
1998-10株式譲受けで、タイ王国にラテックス手袋製造会社Siam Okamoto Co.,Ltd.(現連結子会社)を設立。
2000-03タイヤの合弁事業を解消、ミシュランオカモトタイヤ株式会社株式を売却。
2000-04株式譲受けによりヒルソン・デック株式会社を連結子会社とする。
2001-10新和産業株式会社がオカモト化成品販売株式会社より営業譲受け、オカモト新和株式會社に商号変更し、連結子会社とする。
2002-10連結子会社オカモトフットウェア株式会社を吸収合併。
2004-09世界長株式會社を吸収分割により連結子会社とする。
2005-03イチジク製薬株式会社を株式取得により連結子会社とする。
2007-03当社シューズ製品の営業部門を世界長株式會社へ統合。
2007-07Okamoto Sandusky Manufacturing,LLCを設立。
2008-04Okamoto North America,Inc.(現連結子会社)及びOkamoto Realty,LLCを設立。
2010-07連結子会社Okamoto Realty,LLCとOkamoto Sandusky Manufacturing,LLCは、Okamoto Realty,LLCを存続会社とした吸収合併を行い、商号をOkamoto Sandusky Manufacturing,LLCに変更。
2010-10連結子会社世界長株式會社と株式会社ユニオン・ロイヤルは、世界長株式會社を存続会社とした吸収合併を行い、商号を世界長ユニオン株式會社(現連結子会社)に変更。
2010-12連結子会社Okamoto U.S.A.,Inc.とOkamoto Sandusky Manufacturing,LLCは、Okamoto U.S.A.,Inc.を存続会社とした吸収合併を行い、同時に産業用製品事業(自動車内装材及び部品)を会社分割し、Okamoto North America,Inc.の完全子会社として新たにOkamoto Sandusky Manufacturing,LLC(現連結子会社)を設立。
2015-03非連結子会社であった船堀ゴム株式会社、Apollotex Co., Ltd.、Okamoto Rubber Products Co., Ltd.、岡本貿易(深セン)有限公司、Vina Okamoto Co., Ltd.を連結子会社とする。
2015-06株式の追加取得に伴い理研コランダム株式会社を持分法適用会社とする。
2017-09株式の追加取得に伴い理研コランダム株式会社を連結子会社とする。
2018-03つくば工場(茨城県牛久市)を設立。
2019-01連結子会社Apollotex Co.,Ltd.の商号をOkamoto Manufacturing(Thailand)Co.,Ltd.に変更。
2021-12武漢岡本汽車内飾新材料有限公司を設立。
2022-04東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
2023-04連結子会社世界長ユニオン株式會社を吸収合併。

事業内容

オカモトは、産業用製品と生活用品の製造及び販売を主な事業内容としています。産業用製品セグメントでは、プラスチックフイルム、壁紙、自動車内装材、産業資材の製造・仕入れ及び販売を行っており、このセグメントにはオカモト化成品株式会社、船堀ゴム株式会社、Okamoto U.S.A., Inc.などが含まれます。一方、生活用品セグメントでは、医療・日用品、シューズ、衣料・スポーツ用品の製造・仕入れ及び販売を手掛けており、イチジク製薬株式会社や世界長ユニオン株式会社などがこのセグメントに属しています。

さらに、オカモトは製品輸送及び保管事業も展開しており、オカモト通商株式会社がこれに該当します。また、太陽光発電事業も手掛けており、持株会社としてOkamoto North America, Inc.が設立されています。

これらの事業を通じて、オカモトは多岐にわたる製品とサービスを提供し、産業界及び日常生活において重要な役割を果たしています。同社グループは、これらの事業セグメントを基盤として、国内外での事業展開を積極的に行っており、グローバルな視点での成長を目指しています。

経営方針

オカモトは、産業用製品と生活用品の製造及び販売を核とする事業を展開しており、その成長戦略においては、技術革新と社会貢献を重視しています。同社は、創意あふれる技術を結集し、健康的で快適な人間生活に寄与する商品の提供を通じて、企業価値の増大を目指しています。具体的には、法令遵守、独自技術に基づく商品開発、オリジナルブランド「オカモト」の信頼性向上、合理化努力の継続、そして職場環境の改善に努めています。

中長期的な経営戦略として、オカモトは事業の多角化、コスト競争力の向上、高付加価値製品の市場投入、環境負荷低減活動、ブランド力の強化、再生可能エネルギーの活用などに重点を置いています。これらの取り組みを通じて、固定費や経費の圧縮、製造コストの削減、サプライチェーンの最適化を進め、持続可能な成長を目指しています。

また、オカモトは、新型コロナウイルス感染症の影響や国際情勢の変化に対応するため、サステナビリティを意識した経営体制の確立や、環境負荷に配慮した新素材の研究、新製品の開発、販売戦略の展開などに取り組んでいます。さらに、サプライチェーンの強化、生産効率の向上、ステークホルダーとの協働、コンプライアンスやリスク管理体制の充実など、幅広い分野での活動を推進しています。

これらの戦略を通じて、オカモトは、国内外での競争力を維持し、中長期的に市場競争力を保ちながら、経済・社会の発展に貢献し、サステナブルな企業価値の向上を目指しています。