ギークリー (505A) 株価

時価総額
¥161.3億
PER
IT・Web・ゲーム業界に特化した人材紹介の有力企業。独自の基幹システムOLGを活用したマッチングサービスを展開。2024年5月期の面談数は20,065件から2025年5月期は25,648件に増加。取引先数は1,417社で顧客リピート率80.2%を達成。

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事業内容

ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化した人材紹介サービスを展開する企業です。同社は「IT人材の適材適所によって成長機会にあふれる社会を創る」を企業理念とし、エンジニア、クリエイター、プロジェクトマネージャーなどの専門職と企業を結びつけるマッチング事業を単一セグメントで運営しています。DXやAIの加速により高まるIT人材需要に対応し、独自の基幹システムと専門性の高いアドバイザーによる質の高いサービスを提供しています。

同社の主要顧客は、システムインテグレーター、ITコンサル、インターネット関連企業、ゲーム企業などのIT企業が中心ですが、近年はDX推進により一般企業からの需要も拡大しています。収益構造は完全成功報酬型で、紹介した求職者が企業に入社した時点で報酬を受領する仕組みです。2025年5月期の取引先数は1,417社に拡大し、売上上位10社の構成比は10.0%にとどまっており、特定顧客への依存度が低い安定した収益基盤を構築しています。

同社の事業は、マーケティング部門(MA)が求職者集客と面談設定、キャリアアドバイザー(CA)が求職者との面談と求人紹介、リクルーティングアドバイザー(RA)が企業開拓と採用要件把握を分業で担当する体制を採用しています。独自開発の基幹システム「OLG」により、過去のマッチング実績データを活用した高精度な求人推薦を実現し、CAの早期戦力化と効率的なオペレーションを可能にしています。

経営方針

ギークリーは、深刻化するIT人材不足という社会課題の解決を成長機会と捉え、積極的な事業拡大戦略を展開しています。同社は売上高と面談キャリアアドバイザー数を重要指標として位置づけ、2025年5月期第1四半期の売上高15.3億円から2026年5月期第2四半期には24.0億円への成長を目指しています。面談キャリアアドバイザーも70名から90名へと段階的に増員し、組織力強化による収益拡大を図る方針です。

同社の差別化戦略の核となるのは、現在主力の年収600万円前後の中堅IT人材領域から年収800~1,300万円のハイレイヤー層への事業拡張です。東京証券取引所への上場により獲得した財務基盤と知名度を活用し、広告宣伝費負担が重いハイレイヤー市場への参入を本格化させています。さらに関東圏中心だった事業エリアを全国展開し、費用対効果を慎重に検討した広告宣伝活動によってサービス認知度の向上を推進しています。

新市場開拓においては、M&Aを活用したハイクラス人材領域への参入が重点戦略となっています。同社は年収1,300万円以上を扱うヘッドハンティング会社や、金融・士業などIT以外のハイクラス領域を手がける人材紹介会社の買収を通じて事業領域を大幅に拡大する計画です。これにより従来のIT特化型から総合ハイクラス人材紹介への転換を図り、収益源の多角化と単価向上を同時に実現する狙いです。

技術革新への取り組みでは、RPA(業務自動化ツール)とAIの導入によるバックオフィス業務の生産性向上に注力しています。スカウトメール作成や選考書類作成の自動化により、2024年11月時点でキャリアアドバイザー1人当たりのサポート部門人員比率を1:1.3から2025年11月には1:1.1へ改善させました。今後もマーケティング領域や事務領域へのAI導入を拡大し、売上高人件費比率の改善を通じて収益性向上を実現する方針です。

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