ACCESSJP:4813

時価総額
¥212.6億
PER
-14.3倍
IoT関連ソリューションやソフトウェアを提供するIoT事業、組み込みブラウザを含むWebプラットフォーム関連ソリューションを提供するWebプラットフォーム事業、ネットワーク機器向けソフトウェアや統合Network OSを提供するネットワーク事業。

事業内容

ACCESSは、国内外の携帯電話や情報家電メーカー、通信ネットワーク事業者、電子書籍や広告事業者、一般企業を対象に、先進的なITソリューションを提供しています。ACCESSグループは、連結子会社10社と持分法適用関連会社3社で構成されています。

ACCESSの事業セグメントは主に3つあります。まず、IoT事業では、国内市場を中心にIoT関連のソリューションやソフトウェアを提供しています。この事業は、ACCESS本社と台湾の子会社が主な事業主体です。

次に、Webプラットフォーム事業では、国内外の市場に向けて組み込みブラウザなどのWebプラットフォーム関連ソリューションを提供しています。この事業は、ACCESS本社、ドイツ、中国、韓国、台湾の子会社が主な事業主体です。

最後に、ネットワーク事業では、米国、カナダ、インド、イスラエルの子会社を通じて、ネットワーク機器向けソフトウェアやホワイトボックス向けの統合Network OSを提供しています。これにより、グローバルなネットワークソリューションを展開しています。

経営方針

ACCESSは、1984年の設立以来、「すべての機器をネットにつなぐ」を目標に掲げ、独立系の研究開発型ソフトウェア企業として成長してきました。同社は、通信事業者や通信機器メーカー、家電メーカーにコア技術を提供し、ICT化・スマート化を技術面から支えています。現在は、スマートセンサーとあらゆるモノのネットワーク化を基盤に、新たな製品やサービスの創出を目指しています。

同社の成長戦略は、IoT事業、Webプラットフォーム事業、ネットワーク事業の3つのセグメントに焦点を当てています。IoT事業では、プロフェッショナルサービスの拡大を図り、ハードウェア提供も含めた総合的な提案を進めています。Webプラットフォーム事業では、日本を中心に地理的拡大を図り、TV・車載の両事業で収益の安定化を目指しています。

ネットワーク事業では、サービスプロバイダー向けのネットワークOS提供を通じて事業拡大を継続し、AI関連のデータセンター向け案件の拡大にも注力しています。また、Tier1オペレーターへの取り組みも進めています。これらの戦略を通じて、ACCESSは企業価値の向上を目指し、ステークホルダーに貢献することを使命としています。