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ギミック【JP:475A】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
ギミックは医療情報に特化したプラットフォーム事業を展開しており、主力は医師への取材に基づく情報を集めた医療情報サイト「ドクターズ・ファイル」です。同社は患者が医師や医療機関を自分で比較・選択できる情報基盤を提供し、選択時の不安や不信を解消することを目指しています。
主要顧客はクリニックや病院、動物病院などの医療機関と、そこを利用する患者やその家族です。収益は「ドクターズ・ファイル」の月額利用料が約70%を占め、「頼れるドクター」の掲載料が約20%、残りを人材紹介やシステム提供などのその他収入で構成しており、サブスクリプション中心の安定したストック収入を確保しています。
同社の事業は大きくマッチング系(ドクターズ・ファイル、ホスピタルズ・ファイル、頼れるドクター)、人材・人事系(人材紹介エージェント、クリニコ、人事の外来)、院内業務系(メディパシー、アポ レジタス)および医療連携系(D-Search、医療連携ガイドブック、医療連携イベント)に分かれます。各サービスは月額や年額、紹介手数料、掲載料など多様な収益モデルで運営し、既存顧客への横展開で事業拡大を図っています。
経営方針
同社は医療情報プラットフォーム「ドクターズ・ファイル」を中核に、顧客基盤の拡大と安定したストック収入の増加で企業価値を高めることを目指しています。直近では2025年9月末時点で顧客数7,502件、クリニック市場におけるシェアは約4.4%、年間継続収入(ARR)は約27億円(2,700百万円)となっており、これらの指標をさらに伸ばすことで売上と営業利益の拡大を図る計画です。解約率は0.74%前後に抑えることを重視しており、顧客の継続性を高めることで収益の安定化を狙っています。
同社はプロダクト開発、マーケティング、ブランディング、人材確保への重点投資を行うことで差別化を図っています。具体的には医師への直接取材に基づく中立的で信頼性の高い記事を強みにしており、これが競合との明確な違いになっています。収益構成は「ドクターズ・ファイル」の月額収入が約70%、「頼れるドクター」の掲載料が約20%、残りを人材紹介やシステム提供等が占め、既存顧客への横展開とクロスセルで一顧客あたりの取引額を引き上げる施策を実行しています(「頼れるドクター」の継続率は74.7%)。
同社は新市場開拓として、営業チャネルが整備された重点エリアに集中するドミナント戦略を徹底し、顧客獲得を加速させることを目指しています。日本全国のクリニック約17万件を母集団とし、注力エリアは約11.4万件(全体の66.2%)に及ぶため、まずはここでの浸透を図ることで市場シェアを高めます。加えて、マッチング系のサービスに加え、院内業務支援や医療連携のイベント、システム提供といった周辺事業を組み合わせて顧客接点を増やし、クロスセルとリピート収入による事業拡大を進めます。
同社は技術革新にも積極的に取り組んでおり、品質を保ちながら生産性を高めることを目指しています。具体例として、医師取材記事の制作工程に人工知能(AI)を導入したことで、従来平均7日かかっていた工程を平均2日に短縮し、制作時間を5日間削減しました。今後も製品機能の拡張やシステム整備、情報管理体制の強化、プロダクト開発人材の採用を通じて効率化と信頼性向上を両立させる方針です。