リゾートトラストJP:4681

時価総額
¥4259.4億
PER
20.5倍
会員制ホテル「エクシブ」や「ベイコート倶楽部」の開発・販売、メディカル会員権の販売、ゴルフ場運営などを手がける企業。

事業内容

リゾートトラストは、会員制ホテルやゴルフ場の建設・経営、ホテル会員権の販売、メディカル事業などを展開しています。具体的には、会員制リゾートホテル「エクシブ(XIV)」や「ベイコート倶楽部」の会員権を販売し、特定のホテルの一室を複数人で共有する仕組みを提供しています。

「エクシブ(XIV)」では、14人で一室を共有する方式が採用されており、年間26泊の利用が可能です。また、他のリゾート施設や提携ホテルも利用できる交換利用システムも提供しています。「ベイコート倶楽部」では、15人で24泊、30人で12泊のタイプがあり、フロアシェア制度を導入しています。

リゾートトラストは、ホテルやレストランの運営、清掃業務、会員制ホテルの施設相互利用サービス、損害保険代理業務、トータルビューティー事業、ゴルフ場の運営なども行っています。これにより、幅広いサービスを提供し、顧客の多様なニーズに応えています。

メディカル事業では、メディカル会員権の販売や管理業務、メディカルコンサルティング、居宅介護サービスを提供しています。これにより、健康や医療に関するサービスを充実させ、顧客の健康維持をサポートしています。

その他の事業として、不動産の賃貸管理業務やポイント制度業務、金銭の貸与業務を行っています。これにより、リゾートトラストは多角的な事業展開を行い、顧客に多様な価値を提供しています。

経営方針

リゾートトラストは、創業50周年を迎えた2023年に新たな中期経営計画を策定しました。この計画では、サステナビリティを軸に、社会価値と経済価値の両立を目指しています。特に、会員制リゾートホテルやメディカル事業を通じて、顧客のウェルビーイングを追求し、持続可能な成長を図ることを重視しています。

同社は、顧客志向の企業変革活動を通じて生産性の向上を図り、国内外の富裕層をターゲットに新たな商品・サービスを創出することで、収益性の向上を目指しています。また、社員一人ひとりが企業理念を実践し、顧客と共に豊かな時間を創造することを目指しています。

リゾートトラストは、競争優位性を活かし、会員制システムを最大限に活用した商品展開を行っています。特に、都市型会員制リゾートホテル「東京ベイコート倶楽部」や「サンクチュアリコート」シリーズの展開により、顧客に高品質なサービスを提供しています。メディカル分野でも、健康寿命の延伸を目指したサービスを展開しています。

今後、リゾートトラストは事業領域をさらに拡大し、サステナビリティを重視した経営を推進します。市場の変化に柔軟に対応し、常に顧客の支持を得られる商品・サービスの開発に努め、企業価値の向上を図ります。