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ラウンドワンJP:4680
事業内容
ラウンドワンは、ボウリング、アミューズメント、カラオケ、スポッチャなどを中心とした屋内型複合レジャー施設を運営しています。これらの施設は地域密着型で、日本国内外で展開されています。特にスポッチャは、スポーツをテーマにした時間制の施設として人気があります。
ラウンドワンの事業セグメントは、日本、米国、中国の3つに分かれています。日本では、株式会社ラウンドワンと株式会社ラウンドワンジャパンが国内のレジャー施設を運営しています。米国では、Round One Entertainment Inc.などが同様の施設を展開しています。
中国においては、朗玩(中国)文化娯楽有限公司がレジャー施設を運営しています。また、米国ではRound One Delicious Holdings, Inc.が飲食事業を展開しています。さらに、株式会社エスケイジャパンが景品等の販売を手がけています。
ラウンドワンは、2024年4月1日をもって持株会社体制へ移行しました。この移行により、株式会社ラウンドワンジャパンが吸収分割承継会社として新たな体制を整えています。これにより、さらなる事業拡大と効率化を図っています。
経営方針
ラウンドワンは、成長戦略として営業基盤の拡大を掲げています。国内では100店舗体制を構築し、高収益地域への出店を完了していますが、地政学的リスクを考慮し、海外展開を強化しています。特に米国では、ショッピングモール内に57店舗を展開し、今後も新形態の店舗出店を進める計画です。
また、ラウンドワンは収益構造の改善を目指し、ファン層の拡大や魅力的な景品の開発に注力しています。エンターテインメントサービスと日本食を組み合わせた新サービスの創出も進め、事業領域の拡大を図っています。これにより、顧客の多様なニーズに応える体制を整えています。
さらに、ラウンドワンは人材育成にも力を入れています。グローバル展開を支えるため、多様な人材の育成と確保を進めています。社内環境の整備を通じて、従業員が成長できる場を提供し、企業全体の競争力を高めることを目指しています。
財務体質の強化も重要な課題として位置づけられています。新規出店や事業拡大に対応するため、効率的な資金調達とコスト管理を進めています。これにより、経営環境の変化に柔軟に対応できる体制を構築しています。
最後に、ラウンドワンはコーポレートガバナンスの充実を図っています。内部統制システムの整備や内部監査体制の強化を進め、透明性の高い経営を推進しています。法令遵守とリスク管理を徹底し、健全な企業運営を目指しています。