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ダスキンJP:4665
事業内容
ダスキンは、訪販グループとフードグループを中心に事業を展開しています。訪販グループでは、ダストコントロール商品のレンタルを主軸に、環境衛生用品や清掃用資器材の賃貸、化粧品の製造・販売、ハウスクリーニングサービス、家事代行サービス、害虫駆除サービスなど多岐にわたるサービスを提供しています。
フードグループでは、ミスタードーナツを中心に、ドーナツや飲茶の販売を行っています。また、とんかつレストラン「かつアンドかつ」などの飲食店も展開しています。これらの事業はフランチャイズ方式を基本としており、加盟店に対して原材料の販売やノウハウの提供を行い、ロイヤルティを得ています。
その他の事業としては、事務用機器や車両のリース、病院のマネジメントサービス、保険代理業、海外でのクリーンサービスやドーナツ事業の展開などがあります。これらの事業は、国内外での多様なニーズに応える形で展開されています。
経営方針
ダスキンは、創業以来「祈りの経営」を理念に掲げ、地域社会と共に「喜びのタネまき」を実践してきました。今後も「世界一ひとにやさしいダスキン」を目指し、地域の人々と喜びを分かち合い、物心両面で豊かな暮らしに貢献することを目指しています。
2024年に創業60周年を迎えるダスキンは、長期戦略「ONE DUSKIN」を終え、新たなパーパスとビジョンを策定しました。これにより、変わる時代の中でも変わらぬ価値を提供し続けることを目指し、「人に社会に寄り添い、安心と喜びのある豊かな明日を創造する」ことを掲げています。
ダスキンの長期戦略「Do-Connect」は、人と人、人と社会、人と明日をつなぐ3つのつながりを重視し、3つの「シン化」(新化、進化、深化)を推進します。これにより、新たな事業の開発や既存事業の強化を図り、企業価値の向上を目指します。
中期経営方針2028では、長期戦略「Do-Connect」の3つの「シン化」に加え、経営基盤の強化を掲げています。これにより、社会価値と経済価値の両面での価値向上を目指し、デジタル技術の活用を進めることで、顧客との関係性を強化します。
ダスキンは、2028年3月期までに連結売上高207,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益10,600百万円、ROE7%以上を目標としています。これにより、持続可能な成長を実現し、株主還元を強化する方針です。
経営環境の変化に対応するため、ダスキンは新規事業開発やM&A、海外事業の拡大を進めます。また、既存事業の深化や経営基盤の強化を図り、企業価値の向上を目指します。これにより、持続可能な社会の実現に貢献します。