エイジスJP:4659

時価総額
¥318.8億
PER
12.1倍
リテイルサポート事業では棚卸や集中補充、マーチャンダイジングを提供し、マーケティング事業ではリアルマーケティングソリューションや人材派遣、リサーチを展開。

事業内容

エイジスは、主に「リテイルサポート事業」と「マーケティング事業」を展開しています。リテイルサポート事業では、棚卸、集中補充、マーチャンダイジングを中心にサービスを提供しています。棚卸サービスは、店舗や企業の在庫や資産を管理し、データベースを構築することで、効率的な管理をサポートします。

また、集中補充サービスでは、閉店後から翌日の開店までに品切れのない売場を作り上げることを目指しています。マーチャンダイジングサービスは、新規出店や店舗改装に伴う陳列什器の設置や商品陳列を行います。これにより、店舗の運営を円滑に進めることが可能です。

マーケティング事業では、リアルマーケティングソリューション、人材派遣、リサーチを提供しています。リアルマーケティングソリューションは、店頭の売上を活性化させるためのサポートを行い、ラウンダーや店頭調査、販促物の制作・設置を含みます。人材派遣サービスは、流通小売業周辺業務への要員派遣を行います。

リサーチサービスでは、店舗の従業員の接客サービスレベルやストアコンディションを覆面調査員が調査します。これにより、店舗運営の改善点を明確にし、サービス向上を図ることができます。エイジスは、これらのサービスを通じて、国内外での事業展開を進めています。

経営方針

エイジスは、成長戦略として新中期経営計画「vision50」を掲げています。この計画では、収益力の向上と成長軌道への回復を目指し、2028年度までに連結売上高500億円、ROE・ROIC10%の達成を目標としています。これを実現するために、人的資本への投資や成長事業の創出に向けた積極的な投資を行っています。

同社は、厳しい経営環境の中で「サービスプロバイダーからソリューションプロバイダーへ」の転換を図り、メーカーと小売業、消費者をつなぐ唯一無二の存在を目指しています。これにより、社会的価値の向上を図り、ステークホルダーにとって魅力的な企業であり続けることを目指しています。

エイジスは、持続的な成長を実現するために、事業転換を促進し、新たなシナジーを創出することを課題としています。リテイルサポート事業の収益性改善や顧客とのパートナーシップ強化を図り、経営資源を成長領域に集中させることで、各事業の成長を実現しています。

さらに、同社は新たな事業の創出を目指し、外部資源の活用やM&Aを通じて新サービスやソリューションの開発を進めています。ダイバーシティの推進やオープンイノベーションの取り組みを通じて、創造性と挑戦力を高め、新たなビジネスチャンスを模索しています。

エイジスは、展開地域をアジアから世界へと拡大することを目指しています。主要顧客との共同プロジェクトや提携を推進し、Webマーケティングを強化することで、地域に即した高品質で低コストなオペレーションを構築し、収益性の向上を図っています。