ソフト99コーポレーションJP:4464

時価総額
¥893.2億
PER
34.2倍
ファインケミカル、ポーラスマテリアル、サービス、不動産関連の4つの事業セグメントを持ち、自動車用ケミカル品や医療・衛生管理用品の製造販売、自動車整備・鈑金、自動車教習、不動産賃貸などを手がける。

事業内容

ソフト99コーポレーションは、4つの事業セグメントを展開しています。これらはファインケミカル、ポーラスマテリアル、サービス、不動産関連です。各セグメントで異なる製品やサービスを提供し、多様な市場ニーズに応えています。

ファインケミカルセグメントでは、一般消費者や自動車コーティング業者向けに自動車用ケミカル品を製造・販売しています。主要製品にはカーワックスなどの洗車用品、自動車用補修・整備用品、家庭用品、TPMS(タイヤ空気圧監視装置)、電子機器・ソフトウェアがあります。

ポーラスマテリアルセグメントでは、工業資材や生活用品向けにPVAやウレタンなどの多孔質体を素材とする化成品を製造・販売しています。吸水・洗浄材、工業用研磨材、医療用吸液材などが主要製品です。また、医療・衛生管理用品も手がけています。

サービスセグメントでは、自動車整備・鈑金、自動車教習、生活用品企画販売を行っています。自動車整備では整備・鈑金塗装、リース・レンタルを提供し、自動車教習では免許取得支援やエコドライブ講習を実施しています。

不動産関連セグメントでは、ソフト99コーポレーションが保有する不動産を活用した賃貸事業を展開しています。また、SI事業や介護予防支援事業も行い、不動産の有効活用を図っています。

経営方針

ソフト99コーポレーションは、成長戦略として「生活文化創造企業」を掲げ、未来の「あたりまえ」を発見することを目指しています。この理念を基に、3年ごとに中期経営計画を策定し、経営環境や課題に応じたテーマとビジョンを設定しています。

2023年4月には第7次中期経営計画「Evolve!!」を策定しました。この計画では、各セグメントでの新たな製品・サービスの開発を推進し、デジタル技術を活用してアナログ的価値を提供することを目指しています。これにより、社会課題の解決に貢献し続けることを目指しています。

ソフト99コーポレーションは、変化する事業環境に対応するため、デジタル技術の活用を推進しています。これにより、製品・サービスの付加価値を高め、効率化によって生まれる時間を活用してアナログ的価値を提供し、利益の成長と経営効率の改善を図ります。

同社は、ROIC(投下資本利益率)を経営効率の指標として継続的に活用し、資本コストを上回ることを目指しています。さらに、新分野・新事業への投資を通じて事業規模の拡大を図り、持続的な成長を追求しています。