石原ケミカルJP:4462

時価総額
¥338.1億
PER
12倍
電子関連、自動車用品、工業薬品の各分野で、錫系および銅めっき液、化成処理液自動管理装置、マシナブルセラミックス、自動車用化学製品、工業薬品を手がける。

事業内容

石原ケミカルは、電子関連、自動車用品、工業薬品の3つの事業セグメントを持っています。これらの分野で、金属表面処理剤、電子材料、自動車用化学製品、工業薬品の4つの事業を展開しています。

電子関連分野では、石原ケミカルは錫系および銅めっき液を開発、製造、販売しています。これらは、パソコンや携帯電話などの電子部品とプリント配線板を接合するために使用されます。また、化成処理液自動管理装置も提供し、プリント基板加工やフラットパネル製造における化成処理液の管理を自動化しています。

自動車用品分野では、石原ケミカルは自動車用化学製品を提供しています。これには、エアコン洗浄剤やブレーキパーツクリーナー、潤滑剤などが含まれます。また、溶接用スパッター付着防止剤も開発し、建設機械やビル建設の鉄骨などの溶接時に使用されます。

工業薬品分野では、石原ケミカルは鉄鋼や化学関連の大手ユーザー向けに特殊な工業薬品を提供しています。自動車用鋼板の表面処理剤や触媒、活性炭、水処理剤などが主な商品であり、これらは仕入先から直接販売先に発送されます。

経営方針

石原ケミカルは、成長戦略として「三つの開発」を掲げています。これは自己開発、商品開発、市場開発を指し、ニッチ市場での高い市場占有率を維持しつつ、3つの基幹分野で事業をバランスよく展開することを目指しています。この戦略により、各分野の収益力を高め、全体としての業績向上を図っています。

同社は、売上総利益率35%以上、経常利益率15%以上、ROE10%以上を目指すKPIを設定しています。これらの指標は、投資家が石原ケミカルの経営方針や戦略を理解する上で重要であり、収益力の向上を測定するためのものです。これにより、経営方針や戦略の進捗状況を評価することが可能となります。

中長期経営方針として「成長路線の創造」を掲げ、世界に通用する製品や技術を駆使して社会課題を解決し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。これにより、さらなる成長を図ることを基本方針としています。

重点課題としては、隣接分野や新地域への参入による売上の創造、電子部品業界での高付加価値製品の市場投入、カーディーラーでの新製品の拡販、導電性銅ナノインクなどの新規電子材料の事業化、中国や台湾など海外拠点の機能強化を挙げています。これらの取り組みにより、事業のグローバル化と市場拡大を図っています。