エクサウィザーズJP:4259

時価総額
¥589.2億
PER
AIプロダクト事業、AIプラットフォーム事業、その他サービス事業を展開し、AIソフトウェアやプラットフォームを通じて社会課題の解決を目指す。

事業内容

エクサウィザーズは、AIを活用した社会課題の解決を目指す企業で、独自のAIアルゴリズムやプロダクトを提供しています。同社は、AI技術と業界知識を組み合わせたサービスを顧客や事業提携先に提供し、多様な領域での社会課題解決を図っています。

エクサウィザーズは、主に3つの事業セグメントを展開しています。まず、「AIプロダクト事業」では、幅広い顧客に対して、最小限の調整で即座に業務に活用できるAIソフトウェアを提供し、社会課題の解決を目指しています。

次に、「AIプラットフォーム事業」では、大企業を中心に顧客の経営課題を解決し、様々な業界の産業・社会課題を発見し、その革新を実現することを目指しています。この事業は、特に大規模な組織に対してのソリューション提供に注力しています。

最後に、「その他サービス事業」では、子会社であるスタジアムのSaaS商材やIT商材の営業課題に対して人的リソースを提供する事業を展開しています。これにより、顧客の営業活動を支援し、効率化を図っています。

経営方針

エクサウィザーズは、AIを活用して社会課題を解決し、幸せな社会の実現を目指す企業です。同社は、高度なAI技術とビジネス適用力を駆使し、AIプラットフォーム事業とAIプロダクト事業を展開しています。この2つの事業を両輪とする「AIぐるぐるモデル」を中心に据え、事業を推進しています。

エクサウィザーズは、生成AI市場の成長を見据え、AIエージェントと連携するAIプロダクトの開発を加速しています。これにより、顧客の業務を代行可能なAIエージェントを提供する「業務代行型AIエージェントサービスカンパニー」への進化を目指しています。特に、exaBase生成AIを活用し、AIエージェントを駆動・管理する仕組みの構築に注力しています。

同社は、AIプロダクトのAIエージェント化を進め、exaBase Studioを活用して誰もが容易にAIエージェントを作成できる環境を整備しています。また、データ連携におけるセキュリティ強化や戦略的パートナーシップの構築を通じて、事業成長を加速させる方針です。

エクサウィザーズは、連結売上高の20%以上の成長と連結営業利益の黒字化を重要な経営指標とし、持続的な成長を目指しています。新規プロダクトの創出や内部管理体制の強化、情報管理体制の強化を優先課題とし、グループ経営体制の確立とサステナビリティへの取り組みを進めています。

同社は、多様な人材の活躍や幅広い産業分野への事業展開、技術的優位性の確保と向上、強固なセキュリティによる安全なサービスの提供、ガバナンス・リスク管理体制の強化をマテリアリティとして定義し、持続的な企業価値の向上に取り組んでいます。