アピリッツ (4174) 株価

時価総額
¥26.1億
PER
22倍
デジタル技術サービスの有力企業。ECサイト・Webシステム開発、デジタル人材派遣、スマホゲーム・ファンクラブサービス運営を展開。24年6月にBee2B、10月に株式会社クエイルを子会社化。AWS活用の大規模システム構築に強み。国内中心に展開。

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事業内容

アピリッツは「ザ・インターネットカンパニー」という理念のもと、デジタル技術を活用して顧客の事業変革を支援する企業です。同社は長年培ってきた技術力を基盤に、企業向けのウェブ開発からゲーム運営まで幅広いインターネットサービスを提供しています。

同社の収益構造は、企業のデジタル化を支援するWebソリューション事業、技術者を派遣するデジタル人材育成派遣事業、そして自社でゲームやファンクラブサービスを運営する推しカルチャー&ゲーム事業の3本柱で構成されています。各事業で蓄積した人材とノウハウを活用することで、多様な顧客ニーズに対応できる体制を整えています。

Webソリューション事業では、顧客企業の通販サイトやウェブシステムの企画から保守まで一貫して自社で対応し、効率的な開発を実現しています。人材派遣事業では子会社のY'sを中核に技術者を育成・派遣し、推しカルチャー&ゲーム事業では「けものフレンズ3」や「UNI'S ON AIR」などの人気ゲームを運営しています。同社は子会社化による開発体制強化も進めており、国内外での事業拡大を図っています。

経営方針

アピリッツは「ザ・インターネットカンパニー」という理念のもと、中長期的な規模拡大を最重要目標に掲げています。同社は「アピリッツVISION2030」を策定し、既存事業の安定成長と積極的なM&Aを両輪とした成長戦略を推進しています。売上高と営業利益の成長率、そして資本効率を示すROEを重要指標として位置づけ、これらの源泉となるエンジニア数や単価、顧客継続率の向上にも注力しています。

同社の差別化戦略は、デジタル人材の確保と育成に集約されます。若手エンジニアを中心とした多数のデジタル人材を抱え、継続的な採用強化により人材不足が深刻化するIT業界で競争優位を築いています。技術革新への対応では、生成AIをはじめとする最新技術の活用により生産性向上を図り、顧客が求めるサービス水準の変化に柔軟に対応する体制を整備しています。資格取得支援制度や社内研修の充実により、従業員一人ひとりの成長が企業成長につながる環境作りを重視しています。

新市場開拓と事業拡大においては、M&Aを成長戦略の中核に据えています。同社は中小規模のM&Aを継続的に推進し、事業領域の拡大や優秀な人材獲得、サービスライン強化を図ってきました。今後も事業戦略との整合性や買収後の収益性を慎重に評価しながら、統合プロセスの強化を通じてグループ全体の価値向上につながるM&Aを推進する方針です。また、サステナビリティ経営への取り組みも重要課題として位置づけ、ESGに関する開示強化を進めています。

技術革新への取り組みでは、生成AIの活用による生産性向上と市場ニーズに応じたサービス品質向上に注力しています。同社は過去に発生した不採算案件の教訓を活かし、PMOによる複合的な案件レビューシステムや毎週の進捗確認体制を導入しました。受注前審査における採算性評価の強化から、進捗・品質・原価の横断的モニタリングまで、プロジェクト管理体制の抜本的強化により収益性改善を図っています。

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