カナミックネットワークJP:3939株価

時価総額
¥237.3億
PER
17.1倍
医療・介護向けクラウドプラットフォームの有力企業。地域連携型クラウドサービスや介護業務システム、24時間フィットネスによる健康寿命延伸サービスを展開。特許(特許番号4658225)保有、2022年5月にフィットネス事業開始。全国の自治体や医師会向けに展開。

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事業内容

カナミックネットワークは、医療・介護・健康分野に特化したクラウド型の情報共有プラットフォームを主力に事業を展開しています。 同社は「カナミッククラウドサービス」を通じて、医師や看護師、ケアマネジャー、自治体などがリアルタイムに情報を共有し、連携やコミュニケーションを図れる仕組みを提供しています。

主要な顧客は自治体や医師会、病院、訪問看護・介護事業者などの医療・介護従事者で、有料のユーザー契約や自治体向け導入収入が収益の柱になっています。 同社はプラットフォーム上の広告配信やホームページ作成、フィットネスジムの会費、受託開発・コンサルティングなど複数の収益源を組み合わせて収入を得ています。

事業は大きく医療・介護クラウドプラットフォーム、健康寿命延伸事業、ソリューション開発の三つに分かれます。 医療・介護側は情報共有プラットフォーム、介護業務管理システム、子育て支援システムなどのサービスラインを持ち、健康分野では24時間営業のフィットネス運営や今後の食・栄養・コミュニティ提供とデータ利活用を進めています。 同社の開発子会社は迅速なシステム開発や導入支援を担い、自治体や国のプロジェクトにも参画しています。

経営方針

同社は成長戦略の中核に「営業利益の改善」を据えており、収益性を重視した経営を目指しています。具体的には、クラウド型の主力サービスであるカナミッククラウドサービスを軸に有料ユーザー契約や自治体向け導入収入を拡大し、広告配信やホームページ作成、24時間営業のフィットネス会員収入といった複数の収益源を組み合わせて売上の安定化を図っています。人口動態の観点では団塊世代が75歳を迎える2025年以降も高齢者割合の増加が2040年頃まで続くと見込み、市場拡大の追い風を背景にユーザー基盤の拡大を進める方針です。

同社は重点投資分野としてクラウドサービスの機能強化と差別化を図っています。医師、看護師、ケアマネジャー、自治体など多職種がリアルタイムで情報共有できる点を競争優位とし、介護請求や業務管理に直結するシステム開発を続けています。情報管理面ではプライバシーマークを2006年に取得、医療情報ASP・SaaS情報開示認定を2017年に取得するなどセキュリティ体制を整備しており、定期的な社内教育やシステムの強化で個人情報保護とサービス安定稼働に投資しています。

新市場開拓や事業拡大では、介護ニーズの高い地域から順次営業所を設立する地域密着型の展開を進めるとともに、アジアを中心とした海外展開を視野に入れています。成長加速のためにM&Aや資本提携を積極的に活用し、グローバル人材やクリエイティブ人材の確保を進める方針です。さらに広告事業では大手広告代理店と連携して広告主を拡大し、フィンテック分野では請求管理に加え資金繰りや新たな決済手段の導入などで現場の非効率解消に取り組んでいます。

技術革新への取り組みとしては、クラウドに蓄積した医療・介護データを活用したビッグデータ解析に注力し、生成型人工知能(AI)や大規模言語モデルを用いた分析で介護の効率化や質向上を目指しています。急性期から在宅までの患者ニーズの変化に応じたシステム改良、サーバーリソースの確保による安定運用、そしてITサービスとリアル店舗を結び付けたヘルスケアプラットフォームの構築を通じて、「人生を抱きしめるクラウド」の実現を図ることを同社は目指しています。