アカツキJP:3932

時価総額
¥389.1億
PER
ゲーム事業では「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」や「ロマンシング サガ リ・ユニバース」を提供し、コミック事業では「HykeComic」アプリで縦読みフルカラーコミックを配信。

事業内容

アカツキは、連結子会社7社、持分法適用関連会社1社、持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社21社を含む合計30社で構成されています。同社は、事業活動の特徴を考慮した経営管理上の区分に基づき、「ゲーム事業」と「コミック事業」の2つの報告セグメントを持っています。

ゲーム事業では、アカツキはAppleやGoogleが運営するアプリマーケットで、主にスマートフォン向けのゲームを開発・提供しています。代表的なタイトルには、バンダイナムコエンターテインメントとの協業による「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」や、スクウェア・エニックスとの協業による「ロマンシング サガ リ・ユニバース」があります。

コミック事業では、アカツキはAppleやGoogleのアプリマーケットで縦読みフルカラーコミックを提供しています。具体的には、「HykeComic」アプリを通じて、同社が企画・制作した作品や他社制作のコミックを配信しています。また、同社制作のコミックを他社のアプリでも掲載しています。

経営方針

アカツキは、ゲームとコミックの2つの主要事業を通じて、グローバルな成長を目指しています。ゲーム事業では、モバイルゲームを中心に、ユーザーの行動データを活用した施策やノウハウの蓄積を進めています。特に、オリジナルタイトルの開発や有力IPの活用に注力し、国内外での展開を強化しています。

コミック事業では、ユーザーの購読履歴を分析し、オリジナル作品の制作に力を入れています。HykeComicアプリを通じて、多様なジャンルの作品を提供し、海外市場への展開も視野に入れています。特に、縦読みフルカラーコミックの市場拡大を見据えた戦略を推進しています。

アカツキは、持株会社体制への移行を通じて、事業運営の効率化を図り、グローバル市場での競争力を高めています。国内市場に依存せず、グローバルポテンシャルを持つプロジェクトへの集中投資を行い、長期的なリターンを目指しています。

同社は、海外市場での展開強化を優先課題とし、各地域の特性に応じたゲームやコミックの提供を進めています。また、ユーザー獲得の強化や新技術への対応、優秀な人材の確保を通じて、持続的な成長を支える体制を整えています。