ユニリタJP:3800

時価総額
¥155億
PER
17.3倍
データマネジメントやサービスマネジメントの知見を活かし、プロダクトサービス、クラウドサービス、プロフェッショナルサービスを提供するITサービス企業。

事業内容

ユニリタは、主に3つの事業セグメントを展開しています。まず、プロダクトサービス事業では、金融機関や大手製造業向けにシステム運用の自動化や帳票管理、BCP管理を実現するソフトウェアと関連サービスを提供しています。特に、メインフレームからのマイグレーションやモダナイゼーションを支援するサービスが注目されています。

次に、クラウドサービス事業では、幅広い企業や公共機関向けにクラウドベースのソフトウェアと関連サービスを提供しています。IT課題の解決を図るサービス群が主力で、特定業態に特化した業務アプリケーションや地方自治体向けのサービスも展開しています。ユニリタは、これらのサービスを通じて社会課題の解決にも貢献しています。

最後に、プロフェッショナルサービス事業では、データマネジメントやサービスマネジメントに関するコンサルティング、システムインテグレーション、アウトソーシングを提供しています。多様な技術者とノウハウを活かし、プロダクトサービスやクラウドサービスの利用顧客に対して包括的な提案を行い、ワンストップ型サービスを実現しています。

経営方針

ユニリタは、急速な技術革新と社会構造の変化を背景に、持続可能な成長を目指しています。中期経営計画「Re.Connect 2026」では、ステークホルダーとのつながりを再構築し、IT課題や事業課題、さらには社会課題の解決を図ることを重視しています。この計画により、ユニリタは持続的な成長基盤の確立を目指しています。

ユニリタの成長戦略の一環として、クラウド成長領域への投資拡大が挙げられます。クラウドサービスの開発、販売、サポート体制を強化し、コスト構造を改善することで、投資対効果の最大化を図っています。また、顧客のITシステムのモダナイゼーションを支援し、パートナーとの協業モデルを構築することで、顧客の多様なニーズに応えています。

さらに、ユニリタは新たな価値提供モデルの確立にも注力しています。データマネジメントとサービスマネジメントの最適化を進め、社会課題の解決に資する事業に取り組んでいます。これにより、経済的価値と社会的価値の両立を目指し、持続可能な社会の実現に貢献しています。

ユニリタは、事業プロセスの変革を通じて、サービス品質の向上と情報セキュリティマネジメント基盤の構築を進めています。サービスマネジメント本部を設置し、顧客満足度の向上と事業収益性の改善を図っています。これにより、顧客の期待に応える高品質なサービスを提供しています。

経営戦略としては、ユニリタグループ理念を軸に持続的な経営と価値創造を推進しています。自律型イノベーション人財の育成や公平な評価制度の導入を通じて、労働生産性の向上を図っています。これにより、社員の成長と企業の持続的な発展を支えています。