AGSJP:3648

時価総額
¥230.5億
PER
13.2倍
情報処理サービス、ソフトウエア開発、その他情報サービス、システム機器販売を手がけ、インターネットデータセンターやプライベートクラウドサービスを提供。

事業内容

AGSは、情報化ニーズに応えるため、ソフトウェア開発と運用を一体化したITサービスを基盤に、システムコンサルティングからアウトソーシングまでの総合情報サービスを提供しています。AGSグループは、連結子会社3社と共に事業を展開しています。

AGSの事業セグメントは以下の通りです。まず、情報処理サービスでは、データセンターを基盤に、大型汎用機を中心とした受託計算サービスを提供しています。また、データ入力や印刷、デリバリなどの周辺業務も含めたトータルサポートを行っています。

さらに、AGSはインターネットデータセンター(さいたまiDC)を運営し、24時間365日体制でシステムの監視と運用を行っています。クラウドサービスでは、企業向けプライベートクラウドやサイバー攻撃対策の訓練サービスを提供しています。

ソフトウェア開発では、金融機関や公共団体、一般法人向けに情報戦略策定支援やアプリケーション開発、ネットワーク設計・構築を行っています。AGSはCMMIレベル3の認定を受け、高品質なソフトウェア開発を行っています。

その他情報サービスとして、ITコンサルティングやシステムパッケージの販売・導入支援、インフラ・セキュリティのコンサルティング、AWSなどのパブリッククラウド運用支援を提供しています。AGSは多様なITソリューションをトータルに提供しています。

最後に、システム機器販売では、特定のメーカーに依存せず、顧客のニーズに合った最適なコンピュータ機器や周辺機器、帳票の販売を行っています。AGSは独立系のマルチベンダーとして活動しています。

経営方針

AGSは、IT事業を通じて社会課題の解決に取り組むことを目指し、持続的な成長を図るための経営計画「Keep On Changing」を推進しています。この計画は、2022年度を開始年度とし、2024年度末で終了する第一期中期経営計画に続き、2025年度から第二期中期経営計画が始まります。

AGSの成長戦略は、4つの重点施策に基づいています。まず、クラウド・インフラセキュリティビジネスの推進です。これは、クラウドサービスの組合せによる短納期・高品質なシステム導入や、信頼性の高いインフラ構築を通じて、顧客の課題解決を支援することを目指しています。

次に、コアビジネスの深化です。AGSは、顧客とのリレーション拡大を図り、基幹システムの更改などの主要案件を着実に遂行します。また、高速開発ツールや生成AIの活用を通じて、より質の高いサービスを提供します。

人事戦略の推進も重要な施策です。AGSは、将来の事業構想の実現に向けて、人材の育成・採用・配置を戦略的に展開し、社員が成長を実感できる環境を整備します。これにより、組織全体の活力を高めることを目指しています。

最後に、経営効率化の推進です。AGSは、業務改革や組織の最適化、収益マネジメント強化を通じて、生産性向上と経営効率化を進めます。これにより、成長戦略をより確実なものとし、持続的な成長を実現します。