フージャースホールディングスJP:3284

時価総額
¥398億
PER
8.7倍
不動産開発、シニア向け住宅事業、不動産投資、不動産関連サービス、PPP/PFI事業の企画・マネジメント等、多岐にわたる事業を展開。

沿革

1994-12不動産の売買・仲介・賃貸・管理及びコンサルティング業務を目的として、有限会社フージャースを東京都板橋区中板橋24番4号に設立
1995-06有限会社を株式会社に改組、商号を株式会社フージャースコーポレーションに変更
1995-08宅地建物取引業者として東京都知事免許取得(登録(1)第73150号)
不動産分譲に関する広告宣伝業務等の業務受託を開始
1996-01不動産分譲事業(企画提案型の販売代理)を開始
1999-10不動産分譲事業(共同事業)を開始
2000-08宅地建物取引業者として建設大臣免許取得(登録(1)第6050号)
2000-09自社単独分譲開始
2002-10日本証券業協会に株式を店頭登録
不動産管理事業への展開を図るため、株式会社フージャースリビングサービス(100%出資子会社)を東京都千代田区紀尾井町3番3号に設立
2003-04供給戸数の増大に向け、女性の視点を活かした営業体制を強化するため、株式会社フージャースハート(100%出資子会社)を東京都千代田区紀尾井町3番3号に設立
2003-10東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2004-09東京証券取引所市場第一部に株式を上場
2004-10バス運行業務に携わるため、有限会社マイホームライナー(100%出資子会社)を東京都千代田区紀尾井町3番3号に設立
2005-04インベストメント事業への展開を図るため、株式会社フージャースキャピタルパートナーズ(100%出資子会社)を東京都千代田区紀尾井町3番3号に設立
2006-04製販一貫体制の強化を目的として、株式会社フージャースハートと合併
2009-07株式会社フージャースキャピタルパートナーズの事業を停止
2012-04東北エリアの事業推進を図るため、東北支店を宮城県仙台市青葉区中央二丁目10番12号
(現、宮城県仙台市青葉区本町一丁目9番6号)に設置
2012-10関西エリアの事業推進を図るため、京都支店を京都府京都市下京区烏丸通仏光寺下ル大政所町680-1(現、京都支店を京都府京都市下京区新町通綾小路下る船鉾町394)に設置
2013-01中部エリアの事業推進を図るため、株式会社アーバンシティーを完全子会社化
2013-03重複事業を整理統合し、経営の合理化・効率化を確立するため、株式会社アーバンシティーを吸収合併
東京証券取引所市場第一部における株式の上場廃止
2013-04単独株式移転により株式会社フージャースホールディングスを東京都千代田区神田美土代町9番地1に設立し、当社普通株式を東京証券取引所市場第一部に新規上場
株式会社フージャースコーポレーションを分割会社とする会社分割により株式会社フージャースアベニューを東京都千代田区神田美土代町9番地1に設立
株式会社フージャースリビングサービスが有限会社マイホームライナーを吸収合併
株式会社フージャースアベニュー及び株式会社フージャースリビングサービスが株式配当により株式会社フージャースホールディングスの子会社となる
2014-01東北エリアのさらなる事業拡大を図るため、エイ・エム・サーティワン株式会社を完全子会社化
2014-04北海道エリアの事業推進を図るため、株式会社フージャースコーポレーションの北海道支店を北海道札幌市中央区北一条西三丁目2番地に設置
2014-09本社を現在地の東京都千代田区丸の内二丁目2番3号に移転
2015-01株式会社フージャースキャピタルパートナーズ清算結了
2015-04PFI事業への参入を目的として、株式会社アイ・イー・エー(100%出資子会社)を東京都千代田区丸の内二丁目2番3号に設立
2015-07シニア向け事業の深耕と発展を目的として、株式会社フージャースケアデザイン(100%出資子会社)を東京都千代田区丸の内二丁目2番3号に設立
2015-08神奈川エリアのさらなる事業拡大を図るため、株式会社コーケンコミュニティーを連結子会社化(当社の孫会社)
2015-10名古屋エリアのさらなる事業拡大を図るため、杉商株式会社を連結子会社化(当社の孫会社)
株式会社フージャースコーポレーションの名古屋営業所(現、名古屋支店)を愛知県名古屋市中区栄三丁目2番3号(現、愛知県名古屋市中区錦二丁目2番24号)に設置
大阪エリアの事業推進を図るため、株式会社フージャースコーポレーションの大阪支店を大阪府大阪市中央区本町四丁目4番24号に設置
2016-04エイ・エム・サーティワン株式会社は、株式会社フージャースアセットマネジメントに商号変更
スポーツクラブ運営事業への本格参入を目的として、株式会社スポーツアカデミーを完全子会社化
2016-05九州エリアの事業推進を図るため、株式会社フージャースコーポレーションの九州支店を福岡県福岡市中央区大名一丁目4番1号に設置
2016-08スポーツクラブ運営事業の拡大及び北海道エリアにおける事業展開を目的として、株式会社宮の森スポーツを完全子会社化
2017-03株式会社フージャースアセットマネジメントが杉商株式会社を吸収合併
株式会社フージャースリビングサービスが株式会社コーケンコミュニティーを吸収合併
2017-05アジア・太平洋地域において、不動産市場への投資及び不動産事業の統括管理を目的として、Hoosiers Asia Pacific Pte. Ltd.(100%出資子会社)を600 North Bridge Road #14-01 Parkview Square, Singapore 188778に設立
2017-10北米地域において、不動産市場への投資及び不動産事業の統括管理を行うことを目的として、Hoosiers,Inc.(100%出資子会社)を601 SW Second Avenue, Suite 2100, Portland, Oregon, 97204に設立
2018-03経営資源の有効活用を促進し、収益構造の強化及び提供サービスのより一層の充実を目的として、株式会社スポーツアカデミーが株式会社宮の森スポーツ及び株式会社クリスタルスポーツクラブを吸収合併
株式会社スポーツアカデミーは、株式会社フージャースウェルネス&スポーツに商号変更
2018-11中四国エリアの事業推進を図るため、中四国支店を広島県広島市中区中町1番24号に設置
2019-02ホテル運営事業への本格参入を目的として、株式会社フージャースアコモデーションサービス(当社の孫会社)を東京都千代田区丸の内2丁目2番3号に設立
2019-08ストックビジネスの強化を目的として、株式会社フージャースリートアドバイザーズ(100%出資子会社)を東京都中央区日本橋室町四丁目3番16号に設立
2020-02ベトナムにおいて、マンション、オフィスビル、商業施設などの不動産管理事業を行うことを目的として、Hoosiers Living Service Vietnam Co., Ltd(当社の孫会社)を30 Nguyen Thi Dieu, Ward 6, District 3, Ho Chi Minh City, Vietnamに設立
2021-03株式会社フージャースウェルネス&スポーツは、新設分割を行い、分割会社を株式会社フージャースアセットファンディングに商号変更し、新設会社を株式会社フージャースウェルネス&スポーツとして設立
2021-10東南アジアにおいて、不動産市場への投資及び不動産事業の統括管理を行うことを目的として、Hoosiers Real Estate (Thailand) Co., Ltd.を4345, Bhiraj Tower at Bitec, 23 F, Sukhumvit Road, Bangna Tai, Bangna, Bangkokに設立
2022-03首都圏の住宅を主な投資対象とする非上場オープンエンド型の私募リートであるフージャースプライベートリート投資法人を設立し、株式会社フージャースリートアドバイザーズが資産運用を受託
2022-04株式会社フージャースコーポレーションが株式会社フージャースアベニューを、株式会社フージャースリビングサービスが株式会社フージャースアコモデーションサービスをそれぞれ吸収合併
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
2022-12熊本県・宮崎県における事業基盤の確保、経営資源の提供及び商品企画並びに取引先ネットワークの相互共有等を図るため、株式会社ホームステージを連結子会社化(当社の孫会社)
2023-04株式会社フージャースリビングサービスが株式会社アイ・イー・エーを吸収合併
2024-01株式会社フージャースリートアドバイザーズがVermilion Capital Management株式会社を吸収合併し、株式会社フージャースキャピタルマネジメントに商号変更
株式会社ホームステージが株式会社リヴ.スタイル.ホームを吸収合併

事業内容

フージャースホールディングスとそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。同社グループは、フージャースホールディングスを中心に、連結子会社34社及び関連会社2社で構成され、市場の多様化するニーズに応えるため、安定的な事業基盤の構築に努めています。

事業内容は大きく分けて以下の通りです。

1. 不動産開発事業: 株式会社フージャースコーポレーションが新築マンション分譲事業、新築戸建分譲事業、全国市街地再開発事業に参画しています。また、株式会社ホームステージも新築マンション分譲事業を手掛けています。

2. CCR事業: 株式会社フージャースケアデザインがシニア向け新築マンション分譲事業、介護保険事業、シニア向けマンション管理・運営事業を展開しています。

3. 不動産投資事業: 株式会社フージャースアセットマネジメントが不動産投資事業、収益不動産開発事業、不動産賃貸業、不動産仲介業、リノベーションマンション分譲事業、アパート開発事業を行っています。Vermilion Capital Management株式会社は投資運用業、投資助言業、コンサルティング業を、株式会社フージャースリートアドバイザーズは投資運用業を、Hoosiers Asia Pacific Pte. Ltd.はアジア・太平洋地域での投資及び事業の経営・管理を、Hoosiers,Inc.は北米地域での投資及び事業の経営・管理をそれぞれ担当しています。

4. 不動産関連サービス事業: 株式会社フージャースリビングサービスがマンション管理事業、ビル管理事業、ホテル運営事業、保険代理店事業、インテリア販売・リフォーム事業を、株式会社フージャースウェルネス&スポーツがスポーツクラブ運営事業を行っています。

5. その他事業: 株式会社アイ・イー・エーがPPP及びPFI事業の企画・マネジメント、コンサルティング業を展開しています。

これらの事業を通じて、フージャースホールディングスグループは、不動産開発から投資、管理、サービス提供に至るまで、幅広い領域で事業を展開し、多様化する市場ニーズに対応しています。

経営方針

フージャースホールディングスは、住宅分野における長年の強みを活かし、中期経営計画を通じて安定的かつ持続的な成長を目指しています。同社は、「地方」「シニア」「富裕層」を重点領域と定め、これらの分野に注力することで、安定供給と安定収益体制の確立を図っています。具体的には、地方及びシニア向け分譲マンションを核に、全ての事業を「住宅」をテーマに再構築し、安定的かつ持続的な成長を実現する方針です。また、企業価値の源泉として資本効率の向上にも徹底的に取り組んでいます。

さらに、将来成長への挑戦として、不動産投資事業を第二の柱、CCR事業を収益化完了後の第三の柱と位置づけ、海外事業も10年後の成長の柱として収益化を目指しています。これらの戦略は、事業戦略とESG戦略の融合を図り、社会課題解決に貢献することで、全てのステークホルダーを意識した企業価値の継続的向上を目指しています。

本計画においては、2026年3月期の利益計画として、連結経常利益100億円(経常利益率10%以上)、親会社株主に帰属する当期純利益65億円を達成することを目標とし、利益率の改善とバランスシートの効率的な活用により、安定的な収益成長と財務健全性維持の両立を図っています。ROE15%以上、D/Eレシオ2.0倍程度維持を資本・財務方針として掲げ、株主還元の強化も視野に入れています。