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フージャースホールディングスJP:3284
事業内容
フージャースホールディングスは、主に4つの事業セグメントを展開しています。まず、不動産開発事業では、株式会社フージャースコーポレーションと株式会社ホームステージが新築マンションや戸建ての分譲事業を手がけています。また、全国市街地再開発事業にも参画しています。
次に、CCRC事業では、株式会社フージャースコーポレーションがシニア向けの新築マンション分譲を行っています。さらに、株式会社フージャースケアデザインがシニア向けマンションの管理・運営や介護保険事業を展開しています。
不動産投資事業では、株式会社フージャースアセットマネジメントが不動産投資や収益不動産の開発、賃貸業、リノベーションマンションの分譲を行っています。また、株式会社フージャースキャピタルマネジメントは私募リートやファンドの運用、コンサルティングを提供しています。
最後に、不動産関連サービス事業では、株式会社フージャースリビングサービスがマンションやビルの管理、保険代理店業務、インテリア販売・リフォームを行っています。さらに、ホテル運営やPPP、PFI事業の企画・マネジメント、コンサルティングも手がけています。
経営方針
フージャースホールディングスは、持続的な成長を目指し、「Hoosiers WAY」「Hoosiers PROMISE」「Hoosiers PURPOSE」の3つのメッセージを掲げています。これらは、企業活動における価値観や顧客への思いを反映し、変化の激しい時代においても社会に必要とされる存在であり続けることを目指しています。
同社は、社会課題に積極的に取り組む「ソーシャルデベロッパー」として、顧客の「欲しかった暮らし」の実現に全力を尽くしています。特に、変化に対応しながら、さまざまな社会課題に向き合い、事業を通じて解決を図る姿勢を強調しています。
フージャースホールディングスの中期経営計画(2022年3月期~2026年3月期)は、住宅分野を軸に据えつつ、環境・社会要請に応じた基盤と戦略の再構築を図っています。「地方・シニア・富裕層」を戦略キーワードとし、これを大方針として掲げています。
同社は、2026年3月期までに連結経常利益100億円、親会社株主に帰属する当期純利益65億円を目標としています。利益率の改善とバランスシートの効率的な活用を通じて、安定的な収益成長と財務健全性の両立を図る方針です。
資本・財務方針として、ROE15%以上、D/Eレシオ2.0倍程度の維持を掲げています。また、配当性向40%以上、DOE4%以上を目指し、株主還元にも注力しています。これにより、持続可能な成長と企業価値の向上を図っています。