JPMC (3276) 株価

時価総額
¥230.4億
PER
11倍
賃貸住宅の一括借上事業の有力企業。オーナーから物件を借り上げ入居者に転貸するサブリース事業が主軸。独自の収益分配型サブリース「スーパーサブリース」を展開。全国の建築・不動産・介護事業者とパートナー契約を締結し、加入金・月会費を受領。滞納保証・保険・建築部材販売等の付帯事業も手掛ける。全国展開。

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事業内容

JPMCは賃貸住宅オーナーから物件を一括借上げし、一般入居者に転貸する「一括借上事業」を全国展開している賃貸経営代行会社です。同社は独自開発の「スーパーサブリース」と呼ばれる収益分配型システムを核として、オーナーの賃貸経営を包括的にサポートしています。大手住宅メーカー系とは異なり、建築事業ではなく賃貸経営の代行に特化したビジネスモデルを採用しています。

同社の主要顧客は賃貸住宅オーナーで、10年から35年の長期契約による安定収入を基盤としています。収益構造は、入居者からの賃料収入を中心とするプロパティマネジメント収入、滞納保証や保険事業などのPM付帯事業収入、そしてリフォーム事業や建築部材販売などのその他収入の3つに分かれています。また、全国のパートナー企業から加入金や月会費も受け取っており、多角的な収益基盤を構築しています。

同社グループは単一のプロパティマネジメント事業セグメントで構成され、JPMCファイナンス(貸金業・滞納保証)、みらい少額短期保険(保険業)、JPMCワークス&サプライ(リフォーム工事)など8つの子会社を通じて事業を展開しています。建築・リフォーム・管理・介護の各分野でパートナー企業との提携ネットワークを構築し、地域密着型のサービス提供体制を全国規模で実現しています。

経営方針

JPMCは2026年2月に発表した中長期経営方針において、「住む論理の追求」をパーパスに掲げ、持続的な企業価値向上を目指しています。同社は賃貸住宅市場における新築供給の成長余地が限定的であることを受け、既存物件を中心とした全国の賃貸物件運用に注力する戦略を展開しています。株主還元では配当性向40%以上、DOE10%程度を目標とし、持続的な累進配当の実現を目指しています。

同社の競争優位性は、全国規模のパートナーネットワークと金融機関との提携、そして既存物件の賃貸経営ノウハウという独自の無形資産にあります。これらを基盤として、スモールユニットでの効率的な事業運営を実現し、賃貸物件オーナーの資産価値最大化に貢献しています。また、PropTechの活用により管理業務のサービス品質向上と効率化の両立を推進し、運用データの蓄積と人的資本・組織資産の強化を図っています。

事業拡大戦略では、「プラットフォーム(運用戸数)の拡大」と「付加価値の向上」の掛け合わせによる成長を追求しています。オーガニック成長に加えて、運用戸数拡大とシナジー創出を企図したM&Aによる成長も積極的に展開する計画です。さらに、パートナーネットワークを活用した収益源の多角化を進め、賃貸経営代行サービスの範囲拡大を図っています。

同社は持続的成長に向けて、キャッシュ・フローを成長投資と株主還元に適切に分配する財務戦略を重視しています。PropTechの定義をAIとDXの融合による賃貸住宅業界の課題解決技術として明確化し、賃貸経営代行の効率化・高度化に取り組んでいます。また、ESG経営の推進とサステナビリティへの取り組みを通じて、リユースエコノミーの重要性が高まる市場環境に対応しています。

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