三重交通グループホールディングスJP:3232

時価総額
¥529億
PER
25.6倍
運輸セグメントではバス事業(三重交通㈱など)、タクシー事業(㈱三交タクシー)、自動車整備事業(三重交通㈱)、鉄道業(近鉄グループホールディングス㈱など)を展開。不動産セグメントでは不動産取引・賃貸業(三重交通㈱など)、流通セグメントでは石油製品販売業(三重交通商事㈱)、生活用品販売業(㈱三交クリエイティブ・ライフなど)、自動車販売業(三重いすゞ自動車㈱)。レジャー・サービスセグメントではビジネスホテル業(㈱三交イン)、旅館業(鳥羽シーサイドホテル㈱)、ドライブイン業(三交興業㈱)、観光索道業(御在所ロープウエイ㈱)、ゴルフ場(㈱三重カンツリークラブなど)、旅行業(名阪近鉄旅行㈱)、自動車教習所(㈱三交ドライビングスクール)、その他(ミドリサービス㈱など)を手がける。

沿革

2006-04三重交通株式会社及び三交不動産株式会社(以下、「両社」という。)は、両社の取締役会決議にて、当社設立に関する覚書に調印
2006-05両社取締役会決議にて株式移転計画承認
2006-06両社定時株主総会にて株式移転計画承認
2006-10名古屋証券取引所(市場第一部)に当社株式上場
株式移転により当社設立
2007-04両社から、関係会社株式管理業の一部を承継
2007-10株式交換により、名阪近鉄バス株式会社を完全子会社化
2008-02株式交換により、三重交通商事株式会社及び三交液化ガス株式会社を完全子会社化
2009-07商号を三重交通グループホールディングス株式会社に変更
2012-10三重いすゞ自動車株式会社を連結子会社化
2013-03株式交換により、株式会社三交クリエイティブ・ライフを完全子会社化
2013-04三交不動産株式会社から株式会社三交イン株式管理業を承継
2014-04三交不動産株式会社から株式会社三交コミュニティ(現 三重交通コミュニティ株式会社)株式管理業を承継
2015-03東京証券取引所(市場第一部)に当社株式上場
2022-04東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行

事業内容

三重交通グループホールディングスとその関連会社は、運輸、不動産、流通、レジャー・サービスの4つの主要な事業セグメントを展開しています。運輸セグメントでは、三重交通株式会社をはじめとする8社が、バス事業、タクシー事業、自動車整備事業を手掛けており、近鉄グループホールディングス株式会社や近畿日本鉄道株式会社といった鉄道業も含まれています。

不動産セグメントでは、三重交通株式会社や三交不動産株式会社など5社が、不動産取引、賃貸業、その他関連サービスを提供しています。流通セグメントには、三重交通商事株式会社が石油製品販売業を、三交クリエイティブ・ライフ株式会社や三交シーエルツー株式会社が生活用品販売業を、三重いすゞ自動車株式会社が自動車販売業を展開しています。

レジャー・サービスセグメントでは、三交イン株式会社がビジネスホテル業を、鳥羽シーサイドホテル株式会社が旅館業を、三交興業株式会社がドライブイン業を、御在所ロープウエイ株式会社が観光索道業を、三重カンツリークラブ株式会社や松阪カントリークラブ株式会社がゴルフ場経営を、名阪近鉄旅行株式会社が旅行業を、三交ドライビングスクール株式会社が自動車教習所の経営を行っています。また、ミドリサービス株式会社や三交ウェルフェア株式会社、三重県観光開発株式会社がその他のサービスを提供しています。

これらの事業を通じて、三重交通グループホールディングスは多岐にわたるサービスを提供し、地域社会の発展に貢献しています。

経営方針

三重交通グループホールディングスは、運輸、不動産、流通、レジャー・サービスの4つのセグメントを核として、地域に密着した総合生活産業グループとしての持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。同社は、お客様の豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献することを基本理念に掲げ、お客様の喜びの追求、地域社会への貢献、絶えざる自己革新、誠実な企業活動、グループ総合力の発揮、いきいきとした企業風土の実現を経営指針としています。

中期経営計画(2023-2026)では、安全・安心・安定・快適なサービスの提供を最重要方針とし、各事業の収益基盤拡充、コスト削減の定着、デジタル化の推進を通じて、グループ全体を成長軌道に戻すことを目指しています。また、収益構造の見直しや経営資源の適切な配分による事業ポートフォリオの最適化、ESGを意識した事業活動や地域との共生を積極的に図ることで、持続可能な社会の実現に貢献する方針です。

具体的な重点施策としては、運輸セグメントのコロナ禍からの回復と事業機会の拡大、不動産セグメントの収益基盤の拡充、流通、レジャー・サービスセグメントのペントアップ需要の獲得と競争力の向上、地域との共生に貢献するまちづくり、ESG課題の解決によるSDGsの達成、デジタル化の推進などが挙げられます。

これらの施策を通じて、三重交通グループホールディングスは、地域社会の発展に貢献し、グループ全体の成長を実現することを目指しています。