エスエルディーJP:3223

時価総額
¥16.9億
PER
9.7倍
「To Entertain People」を理念に掲げ、kawara CAFE&DININGなどの飲食サービスやコラボカフェを展開するカルチャーコンテンツ提供事業。

事業内容

エスエルディーは、「To Entertain People~より多くの人々を楽しませるために~」という企業理念のもと、音楽、アート、食などのカルチャーコンテンツを企画・融合し、豊かなライフスタイルを提案する事業を展開しています。具体的には、飲食サービスとコンテンツ企画サービスを提供しています。

飲食サービスでは、エスエルディーは「kawara CAFE&DINING」などのブランドを展開しています。これらの店舗は、関東、東北、東海、近畿、九州の主要都市で運営され、和風創作料理を提供するカフェダイニングとして人気です。また、IPコンテンツを活用したコラボカフェも運営し、期間限定のイベントを通じて多様なカルチャー体験を提供しています。

エスエルディーの店舗は、音楽やアート、食にこだわりがあります。音楽は独自のノウハウで選曲され、店舗の雰囲気を演出します。内装は顧客の快適さを重視し、個別の状況に合わせたカスタマイズが施されています。メニューは現場の意見を反映し、季節ごとにリニューアルされるため、常に新鮮な体験を提供しています。

エスエルディーの店舗ブランドには、「ワイン酒場 GabuLicious」や「Cafe&Dining ballo ballo」などがあります。これらの店舗は、それぞれ独自のコンセプトを持ち、ワインやイタリア料理、健康的な和食など、多様な食の楽しみを提供しています。店舗数は、2025年2月末時点で29店となっています。

コンテンツ企画サービスでは、エスエルディーは他社店舗の開業支援や運営受託を行っています。これにより、企業間取引(BtoB)のビジネスモデルを展開し、プロデュースやコラボカフェを主軸に事業を進めています。これまでの飲食サービスで培ったノウハウを活用し、新たなビジネスチャンスを創出しています。

経営方針

エスエルディーは、「To Entertain People~より多くの人々を楽しませるために~」という企業理念を掲げ、音楽、アート、食などのカルチャーコンテンツを融合させた豊かなライフスタイルの提案を目指しています。この理念の実現に向け、現場での情報収集や企画、サービス提供を柔軟に行うボトムアップ経営を推進しています。

同社は、経営環境の変化に対応しつつ、飲食サービス事業の売上拡大を図っています。特に、コラボカフェの拡大や他社店舗の運営受託を通じて、消費者のニーズを取り込み、プロデュース事業の強化を進めています。また、経営合理化施策を進め、営業利益の増加を目指しています。

エスエルディーは、新コンテンツの開発に注力し、顧客に新しい体験価値を提供することを使命としています。顧客企業との関係を充実させることで、革新的なエンターテインメントを提供し、ブランディング強化を図っています。既存事業の高収益化も重要な課題として取り組んでいます。

衛生管理体制の強化や感染予防対策の徹底も、同社の重要な取り組みです。店舗での衛生・品質管理を徹底し、定期的な監査や外部検査を行うことで、食品の安全性を確保しています。これにより、外食産業における社会的責任を果たしています。

人材の確保と育成も、エスエルディーの成長戦略の一環です。親会社であるDDグループと連携し、採用活動を強化しています。また、独自の研修プログラムを通じて、サービス提供力の向上を図り、企業理念の理解を深めています。

サステナビリティへの取り組みも、同社の経営戦略において重要な要素です。社会的責任を果たしつつ、企業価値を高めるため、全社を挙げてサステナビリティを推進しています。これにより、持続可能な事業成長を目指しています。