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オイシックス・ラ・大地JP:3182
事業内容
オイシックス・ラ・大地は、主に5つの事業セグメントを展開しています。まず、BtoCサブスク事業では、ウェブサイトやカタログを通じて、環境負荷の少ない高付加価値の食品や日用品を宅配しています。国内では「Oisix」「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」の3ブランドを展開し、各ブランドが異なるターゲット層に向けた商品やサービスを提供しています。
次に、BtoBサブスク事業では、保育園や企業、官公庁、学校などに食材を卸し、給食や管理業務を受託しています。「メディカルフードサービス」や「コントラクトフードサービス」、「すくすくOisix」などのサービスを通じて、顧客のニーズに応じた食事やサービスを提供しています。
社会サービス事業では、地方自治体からの委託を受け、幼稚園や小中学校向けの給食、放課後児童クラブ、図書館、児童館などの施設管理を行っています。また、民間企業からのアウトソーシングも受託しています。
車両運行サービス事業では、民間企業や地方自治体からの車両運行管理業務をアウトソーシングで受託しています。これにより、効率的な車両運行をサポートしています。
その他の事業としては、他社のEC支援事業や移動スーパー事業、投資事業などが含まれています。これらの事業を通じて、オイシックス・ラ・大地は多様なニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
オイシックス・ラ・大地は、「これからの食卓、これからの畑」を企業理念に掲げ、持続可能な社会の実現を目指しています。同社は、BtoCサブスク事業を中心に事業成長と収益力の強化を図り、非連続の事業成長を目指して事業領域の拡大を進めています。これにより、企業価値と株主価値の増大を目指しています。
同社は、BtoCサブスク事業において、プレミアムな食体験と時短ニーズを満たす「プレミアム時短」の価値強化に注力しています。特に「Kit Oisix」や「デリOisix」などのサービスを通じて、共働き世帯や乳幼児のいる家庭向けに特化した商品を提供し、顧客基盤の拡大を図っています。
BtoBサブスク事業では、給食市場における新規契約施設の増加とM&Aを通じた事業規模の拡大を推進しています。高齢者施設や社員食堂、保育園などに重点を置き、営業活動を強化しています。また、業務用ミールキットの活用により、省人化と高付加価値の実現を目指しています。
オイシックス・ラ・大地は、持続可能な食の未来を実現するため、フードテックの活用やアグリテックスタートアップへの投資を通じて、食に関する社会課題の解決に取り組んでいます。これにより、フードロスの削減や生産効率の向上を図り、持続可能なビジネスモデルの構築を進めています。