GVA TECH (298A) 株価

時価総額
¥17.4億
PER
765.3倍
法務業務DXサービスの新興企業。AI活用の法務オートメーション「OLGA」と登記手続きサービスを展開。25年8月に商標登録サービスを正式リリース。法人登記サービスは累計3万社が利用、補正率9.8%で法務省目標値を大幅下回る。

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事業内容

GVA TECHは、「法とすべての活動の垣根をなくす」をパーパスに掲げ、法律とIT技術を融合した「リーガルテック」事業を展開している会社です。同社は法務業務のデジタル変革を推進する「LegalTech SaaS事業」と、中小企業でも簡単に登記手続きが行える「登記事業」の2つの主要サービス群を提供しています。これらのサービスにより、企業や個人がより創造的かつ効果的に活動できる社会の実現を目指しています。

同社の主要な顧客は、法務部門を持つ企業と法律事務所(LegalTech SaaS事業)、および社内に法務機能がないスタートアップ企業や中小企業(登記事業)です。収益構造は、LegalTech SaaS事業では利用アカウント数に応じた月額利用料と初期導入費用によるサブスクリプション型収益、登記事業では手続きごとの利用料金とオプション料金によるトランザクション型収益となっています。

LegalTech SaaS事業では「OLGA」という法務オートメーションシステムを提供し、AI法務アシスタント、法務データ基盤、AI契約レビュー、契約管理の4つのモジュールで構成されています。登記事業では「GVA法人登記」「GVA登記簿取得」「GVA商標登録」の3つのサービスを展開し、累計約3万社の利用実績を誇ります。同社は単一のリーガルテック事業セグメントで運営されており、それぞれのサービスで専門家に依頼するよりも簡単で安価な手続きの実現を特徴としています。

経営方針

GVA TECHは、法務業務の効率化を軸とした積極的な成長戦略を展開しています。同社は売上高を重要な経営指標と位置付け、LegalTech SaaS事業では顧客数の拡大と顧客単価の向上を同時に追求する戦略を取っています。2025年12月期には複数モジュール導入企業の平均単価が236千円に達し、全体の収益性向上に貢献しています。

同社の重点投資分野は、主力製品「OLGA」の機能連携強化と、法務部門から全社展開への拡大です。各モジュール間のシームレスな連携により競合との差別化を図り、新規顧客獲得と既存顧客の解約率低下を目指しています。特に事業部門向けの依頼者アカウント機能やAIチャットボット機能を強化することで、法務部門だけでなく全社的な効果を高め、顧客単価の向上を推進しています。

新市場開拓では、登記事業における機能拡充と新プロダクト開発を積極的に進めています。2025年8月に正式リリースした「GVA商標登録」に続き、行政書士や社会保険労務士などの士業領域への展開を検討しています。これらの新領域プロダクトを既存の顧客基盤に横展開することで、一顧客当たりの売上拡大を図る戦略です。弁理士事務所で1,806億円、行政書士事務所で622億円、社会保険労務士事務所で1,714億円の市場規模を見込んでいます。

技術革新への取り組みでは、AI技術の最新動向を事業に取り込むことを重視し、優秀な人材確保を最重要課題としています。また、顧客の重要な契約情報を扱うサービスの性格上、ISO/IEC27001認証取得やセキュリティ教育の実施など、システムの安定稼働とセキュリティ強化に継続的に投資しています。同社は現在営業赤字が継続していますが、ストック型収益モデルの特性を活かし、売上成長と利益改善のバランスを取りながら早期の黒字化を目指しています。

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