ADワークスグループ (2982) 株価

時価総額
¥216.8億
PER
9.1倍
収益不動産販売・管理の有力企業。1棟収益不動産のバリューアップ販売、不動産小口化商品(最低出資金額500万円)、オフィス区分商品を展開。ストック型フィービジネスとして管理受託物件のプロパティ・マネジメントも提供。26年1月に事業再編を実施。国内・米国で事業展開。

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事業内容

**ADワークスグループの事業概要**

ADワークスグループは、収益不動産の販売とストック型フィービジネスを主力とする不動産投資会社です。同社は一棟収益不動産を独自ルートで仕入れ、建物管理の改善や大規模修繕などのバリューアップを施した上で、個人富裕層や機関投資家に販売しています。また、最低500万円から投資可能な不動産小口化商品や、都心オフィスビルの区分商品も展開し、国内外で事業を拡大しています。

同社の主要顧客は個人富裕層を中心とした投資家、不動産オーナー、事業法人、機関投資家です。収益構造は、不動産販売による一時的な収益と、保有物件からの賃料収入や管理報酬による継続的な収益の両輪で成り立っています。特に金融機関や会計事務所を通じた紹介営業により、全国の投資家にリーチしている点が特徴的です。

事業セグメントは大きく2つに分かれ、第一の「収益不動産販売事業」では国内外での不動産売買を手がけています。第二の「ストック型フィービジネス」では、プロパティ・マネジメント、資産運用コンサルティング、不動産鑑定評価などの継続的なサービスを提供し、安定した収益基盤を構築しています。同社グループは国内4社、米国6社の連結子会社を通じて、これらの事業を展開しています。

経営方針

ADワークスグループは2024年に公表した第2次中期経営計画において、毎期10%以上のEPS成長と株主価値の向上を最重要目標に据えた成長戦略を推進しています。同社は「人材生産性」の向上と「財務健全性」の維持を両輪として、2026年には売上高770億円、営業利益43億円の達成を目指しており、既に設定したROE13~14%の目標を前倒しで達成した実績があります。

重点投資分野では、不動産小口化事業とオフィス区分事業の二軸戦略を展開しています。税制改正の影響で不動産小口化事業は2026年に一時的な調整局面を迎えますが、同社はこれを機にオフィス区分事業の成長を加速させる方針です。2026年に売上100億円、2028年に300億円という積極的な目標を掲げ、営業人員の戦略的シフトにより成長ボトルネックの解消を図っています。また、一棟再販事業では長年培った一気通貫型の再生販売モデルを基盤に、大阪・福岡への事業拡大やホテルなど新アセットの取扱開始により収益機会の拡大を進めています。

新市場開拓においては、2027年以降の中長期成長を見据えた戦略投資を積極化しています。同社は2034年に税前利益200億円という野心的なビジョンの実現に向け、不動産クラウドファンディング事業、私募ファンド事業、系統用蓄電所事業などの新規事業基盤の構築を推進中です。これらの事業は主に2027年以降のマネタイズを目指しており、事業ポートフォリオの最適化と拡張により資本効率の最大化を企図しています。

技術革新への取り組みでは、デジタルマーケティングとブランド戦略に注力しています。創業140周年を機に「ADWブランド」の構築を本格化し、WEBサイト戦略やSEO・AIO対策を通じた顧客流入チャネルの強化を図っています。同時に人的資本投資を継続し、2024年のパーパス・ビジョン策定以降、人事制度改定や管理職研修により組織文化の醸成を推進しており、エンゲージメント向上と離職率低下という具体的成果を上げています。

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