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ベクターホールディングスJP:2656
沿革
1989年2月 |
東京都千代田区に、㈲ベクターデザインを出資金200万円をもって設立する。 |
1993年5月 |
本社事務所を東京都練馬区に移す。 |
1994年7月 |
「PACK2000 1994年後期版」(CD-ROM付フリーソフト・シェアウエア集)を発行する。 |
1995年12月 |
インターネット上でのパソコンソフトのダウンロード専門サイト「THE COMMON for SOFTWARE」を開設する。 |
1996年10月 |
サイト名を「Vector Software PACK」に変更する。 |
1996年11月 |
有限会社を株式会社に改組、商号を株式会社ベクターに変更する。 |
1998年3月 |
インターネット上でシェアウェアの送金代行サービス「シェアレジ・サービス」を開始する。 |
1998年10月 |
サイト名を「Vector」に変更する。 |
1999年3月 |
ヤフー㈱が当社に資本参加する。 |
1999年7月 |
インターネット上でソフトハウスのプロダクトソフトを対象にした本格的なダウンロード販売サービス「プロレジ・サービス」を開始する。 |
1999年7月 |
書籍事業から撤退する。 |
2000年1月 |
ソフトバンク・コマース㈱(注)とパソコン用ソフトウェアのダウンロード販売分野で業務提携。併せてソフトバンク・イーコマース㈱(旧ソフトバンク・コマース㈱)を割当先とする第三者割当増資を実施。同社の持株比率は46%強となり当社の筆頭株主となる。 |
2000年8月 |
当社株式を大阪証券取引所ナスダック・ジャパン(ニッポン・ニュー・マーケット―「ヘラクレス」)市場に上場する。 |
2001年7月 |
携帯電話向けソフトウェアのポータルサイト運営のため、スパイシーソフト㈱と合弁で子会社スパイシー・ベクター㈱を設立する。 |
2002年12月 |
CD、DVDなどマルチメディア・コンテンツの企画、制作、販売業務を行うため、完全子会社㈱ラスターを設立する。 |
2003年8月 |
子会社スパイシー・ベクター㈱について、当社の保有する全株式をスパイシーソフト㈱に譲渡したため、子会社でなくなる。 |
2003年9月 |
子会社㈱ラスターについて、ゲームソフト等のワンコイン(500円)CDが販売不振に陥り、回復困難と判断して当該事業から撤退する。 |
2003年12月 |
インターネットを通じてパソコンソフトのパッケージ販売を開始する。 |
2004年6月 |
インターネットを通じてパソコン及び同周辺機器(ハードウェア)の販売を開始する。 |
2004年10月 |
インターネットを利用したパソコン・同周辺機器などハードウェア並びにパソコンソフトのパッケージ販売を行うバリューモア㈱の株式を取得し、子会社化する。 |
2005年9月 |
ソフトパッケージ販売事業及びハードウェア販売事業の業務を子会社バリューモア㈱に移管する。 |
2006年11月 |
オンラインゲーム事業の課金サービスを開始する。 |
2007年5月 |
オンラインゲームサービスの企画、運営、配信を行う㈱GAMESPACE24(同年7月商号変更を行い、㈱ベルクスとなる)の株式を取得し、子会社化する。 |
2007年9月 |
当社のオンラインゲーム事業を吸収分割により連結子会社㈱ベルクスに統合する。 |
2008年3月 |
㈱ガーラに資本参加し、日米欧で展開する新規オンラインゲームタイトルの検討・交渉・獲得並びに運営等に係る業務提携を結ぶ。 |
2009年2月 |
連結子会社㈱ベルクスを吸収合併する。 |
2009年2月 |
100%子会社㈱ラスターを解散し、清算する。 |
2009年2月 |
㈱AQインタラクティブとオンラインゲームのうちブラウザゲームの国内流通・販売・運営並びに共同開発に係る業務提携を結ぶ。 |
2009年9月 |
連結対象子会社バリューモア㈱の保有全株式を売却したため、連結対象からはずれる。 |
2010年10月 |
大阪証券取引所は傘下のJASDAQ市場とヘラクレス市場及びNEO市場を統合して、新JASDAQ市場を発足させ、当社株式は同市場のスタンダードに上場された。 |
2013年6月 |
ソフトバンクBB㈱保有の当社株式の全株式が、親会社ソフトバンク㈱(注)に現物配当された。 |
2013年7月 |
大阪証券取引所が現物市場を東京証券取引所に統合したことにより、当社株式は東京証券取引所JASDAQ市場スタンダードの上場となる。 |
2016年4月 |
親会社ソフトバンクグループ㈱保有の当社株式の全株式が、同社の中間持株会社ソフトバンクグループジャパン合同会社(注)に移管された。 |
2017年4月 |
ソフトバンクグループインターナショナル合同会社を存続会社、ソフトバンクグループジャパン合同会社を消滅会社とする吸収合併により、ソフトバンクグループインターナショナル合同会社(注)がその他の関係会社となる。 |
2018年4月 |
ソフトバンクグループインターナショナル合同会社保有の当社株式の全株式が、ソフトバンク㈱(注)に移管され、ソフトバンク㈱が親会社となる。 |
2019年1月 |
「App Pass」運用事業を開始する。 |
2019年5月 |
オンラインゲーム事業をライオンズフィルム㈱に事業譲渡する。 |
2019年10月 |
本社事務所を東京都渋谷区に移す。 |
2021年2月 |
電子署名サービス「みんなの電子署名」を開始する。 |
2022年3月 |
改正電子帳簿法対応タイムスタンプ付与サービス「みんなのタイムスタンプ」を開始する。 |
2022年4月 |
東京証券取引所が市場区分を見直したことにより、JASDAQ市場からスタンダード市場へ移行 |
2022年10月 |
ソフトバンク㈱が当社株式を譲渡したためその他の関係会社となる。 |
2023年3月 |
本社事務所を東京都新宿区に移す。 |
2023年6月 |
商号を株式会社ベクターホールディングスに変更する。 |
事業内容
ベクターホールディングスは、インターネットおよびインターネットに関連する技術を活用したサービスを提供する単一セグメントの事業を展開しています。同社の事業内容は多岐にわたり、ソフトウェアの販売、サイト広告の販売、スマホ専用ポイントモール「QuickPoint」の運営、電子署名サービス「ベクターサイン」の運営などが含まれます。これらのサービスは、インターネット技術を駆使して提供されており、消費者や企業に対して多様なニーズに応えるソリューションを提供しています。
特に注目すべきは、同社が運営する「QuickPoint」であり、これは「PayPayポイント」を利用したスマホ専用のポイントモールです。また、電子署名サービスの「ベクターサイン」は、デジタル化が進む現代において重要な役割を果たしています。
また、同社のソフトウェア販売事業においては、SB C&S株式会社が主要な仕入先となっています。SB C&S株式会社は、IT関連製品の製造・流通・販売、IT関連サービスの提供を行っており、ソフトバンク株式会社の完全子会社です。これにより、ベクターホールディングスは、強固な供給網を背景に、ソフトウェア販売事業を展開しています。
ベクターホールディングスの事業は、インターネットとその技術を核として、多方面にわたるサービスを提供し、デジタル社会の発展に貢献しています。
経営方針
ベクターホールディングスは、インターネットと関連技術を駆使した多様なサービスを提供することで、デジタル社会の発展に貢献している企業です。同社は、インターネットビジネスをコアコンピタンスと捉え、経営資源を最大限に活用して収益機会の多様化を図り、企業価値の向上を目指しています。そのモットーは、多くの人々の生活を「より便利に、より楽しく」するサービスの創造です。
同社の事業内容は、ソフトウェア販売、サイト広告販売、スマホ専用ポイントモール「QuickPoint」の運営、電子署名サービス「ベクターサイン」の運営など、インターネット技術を活用した幅広いサービスに及びます。特に「QuickPoint」や「ベクターサイン」は、現代のデジタル化が進む社会において重要な役割を果たしています。
また、ソフトウェア販売事業では、SB C&S株式会社を主要な仕入先としており、これにより強固な供給網を背景に事業を展開しています。これらの事業を通じて、ベクターホールディングスは消費者や企業に対して多様なニーズに応えるソリューションを提供し、インターネットを核としたサービスの提供により、より便利で楽しい生活の実現を目指しています。