中広JP:2139

時価総額
¥29億
PER
11.7倍
フリーマガジン『ハッピーメディア(R)』の発行・運用、広告代理、販売促進策の企画運営等を手がけるメディア広告事業。

事業内容

中広は、フリーマガジン『ハッピーメディア(R)』の発行・運用を中心に、広告代理業務や販売促進策の企画運営を行う「メディア広告事業」の単一セグメントを持っています。中広グループは、連結子会社4社と関連会社1社で構成されています。

中広の自社メディアには、『地域みっちゃく生活情報誌(R)』、『住もーね』、『ままここっと(R)』、『Start![スタート!]』などの紙媒体があります。また、スマホで利用できるクーポンアプリ「フリモ」や求人情報「まちJOB」などのインターネット媒体も提供しています。

地域フリーマガジンは、最新の時事情報や地域に密着した広告情報を提供し、全国展開を進めています。特に、手配りによる配布や全世代が安心して読める紙面構成、地域の話題を取り上げることにこだわっています。

中広は、広告戦略や販売促進計画を立案する総合広告会社として、広告主の要望に応じた媒体選択やデザイン提案を行っています。自社メディアのほか、新聞、雑誌、インターネット広告など多様な媒体を活用し、地域課題に応えるソリューションを提供しています。

経営方針

中広は、地域社会への貢献を理念に掲げ、持続的な成長と安定的な収益確保を重視しています。広告業を通じて地域経済の活性化を目指し、企業価値を高めることを目標としています。中広は、地域密着型の広告戦略を推進し、地域住民や顧客、株主、従業員を含むステークホルダーの期待に応えることを目指しています。

中広の成長戦略は、地域フリーマガジンの発行エリア拡大と、デジタル広告のメリットを取り入れた「ハイブリッド広告」の推進にあります。紙媒体の優位性を活かしつつ、デジタルシフトに対応することで、広告価値を高めています。これにより、地域の広告主や地方自治体にとって不可欠な広告媒体となることを目指しています。

中広は、次期スローガン「Data Driven Innovation」を掲げ、データとAIを活用した広告制作を推進しています。生産性向上を経営テーマとし、従業員一人ひとりが経営者の感覚を持つことを奨励しています。これにより、地域経済の活性化や地域課題の解決を継続的に推進し、付加価値を高めることを目指しています。

中広は、地域フリーマガジンの全国展開を進めるとともに、デジタルトランスフォーメーションを推進しています。営業人員の増強が必要な中、業務効率の向上を最優先課題とし、紙媒体とデジタル媒体のメリットを融合した「ハイブリッド広告」を推進しています。これにより、広告主に最適化した広告提案を行い、地域経済の活性化を図っています。

中広は、コスト削減にも注力しており、印刷費用の見直しや配布の内製化を進めています。また、優秀な人材の確保と育成を重視し、新卒採用や中途採用を積極的に行っています。従業員の教育や評価制度の整備を通じて、組織力の向上と事業貢献の向上を図っています。

中広は、地域社会への貢献を理念に、CSV活動を展開しています。地域フリーマガジンの媒体特性を活かし、社会課題や地域課題の解決に取り組んでいます。全国の拠点で広告事業を営む中広だからこそ可能な活動を通じて、地域社会に貢献しています。