MIXIJP:2121

時価総額
¥2133億
PER
30.7倍
スマートデバイス向けゲーム提供、プロスポーツチーム経営、インターネットを活用した生活密着サービス運営、スタートアップへの出資など。

沿革

1999-06Web系求人情報サイト「Find Job !」の運営のため、東京都渋谷区神泉町に有限会社イー・マーキュリーを設立(出資金300万円)
2000-10株式会社イー・マーキュリーへ組織変更(資本金1,000万円)
2004-02インターネットメディア事業(現・ライフスタイル事業)として
ソーシャル・ネットワーキング サービス(注)「mixi」の運営を開始
2006-02株式会社ミクシィに商号変更
2006-09東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2011-04インターネット求人広告事業「Find Job !」を分社化し、株式会社ミクシィ・リクルートメントを設立(2024年2月清算結了)
2013-10スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」の提供を開始
2019-02競輪車券(勝者投票券)のインターネット投票サービスを提供する株式会社チャリ・ロトの全株式を取得・子会社化
2019-06フォトプリント事業を展開する株式会社スフィダンテの全株式を取得・子会社化
2019-10B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」を運営する株式会社千葉ジェッツふなばしの株式を取得・子会社化
2019-11競馬総合情報メディア「netkeiba.com」を運営する株式会社ネットドリーマーズの全株式を取得・子会社化
2020-06東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2022-02プロサッカークラブ「FC東京」を運営する東京フットボールクラブ株式会社の株式を取得・子会社化
2022-03出張撮影サービス「Lovegraph」を運営する株式会社ラブグラフの全株式を取得・子会社化
2022-04東京証券取引所プライム市場に移行
2022-10株式会社MIXIに商号変更

事業内容

MIXIグループは、株式会社MIXIを中心に、連結子会社30社及び持分法適用関連会社6社から構成されています。同社グループは、主に4つの事業セグメントに分かれており、それぞれ異なるサービスや事業を展開しています。

まず、デジタルエンターテインメント事業では、スマートデバイス向けゲームの提供を中心に行っています。このセグメントでは、ユーザーからの有料サービス利用料を主な収益源としています。次に、スポーツ事業では、プロスポーツチームの経営や公営競技関連事業への投資を行い、興行収入や車券等の販売委託料を収益源としています。

ライフスタイル事業では、インターネットを活用した生活密着型サービスの運営を行っており、ユーザーからの有料サービス利用料及び企業からの広告料を収益源としています。最後に、投資事業では、スタートアップやベンチャーキャピタルへの出資を通じて、投資先企業からの配当等を収益源としています。

これらの事業セグメントを通じて、MIXIグループは多角的なビジネスモデルを構築し、様々な市場での成長を目指しています。なお、報告セグメントの区分は最近変更されたため、詳細は連結財務諸表の注記事項で確認することができます。

経営方針

MIXIグループは、デジタルエンターテインメント、スポーツ、ライフスタイル、投資の4つの事業セグメントを軸に、多角的なビジネスモデルを展開しています。同社は、経営理念を新たに定め、「豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む」というパーパスのもと、各事業セグメントでの成長を目指しています。特に、SNS「mixi」や「モンスターストライク」で培ったノウハウと最新テクノロジーを活用し、サステナブルな収益基盤の構築を目標に掲げています。

経営指標としては、売上高及びEBITDAの向上を重視しており、国内外の市場環境を踏まえた戦略を推進しています。デジタルエンターテインメント事業では、「モンスターストライク」の収益基盤強化に注力し、新規ゲーム開発にも積極的に取り組んでいます。スポーツ事業では、ソーシャルベッティングサービス「TIPSTAR」の差別化と、関連子会社の成長を通じたシナジー創出を目指しています。ライフスタイル事業では、「家族アルバム みてね」の国内外での経済圏拡大や、「minimo」の成長を追求しています。

これらの戦略により、MIXIグループはデジタルエンターテインメント事業の収益規模を維持拡大するとともに、スポーツ事業やライフスタイル事業を第二、第三の収益柱として育成し、持続可能な成長を目指しています。同社は、国内外の市場でビジネスチャンスを捉え、多角的なビジネスモデルを通じて成長を加速させる方針です。