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サンテックJP:1960
沿革
1951年4月 |
本社の前身、東京営業所を東京都千代田区六番町1に設置 |
1956年3月 |
本社を東京に移転 |
1958年4月 |
大阪営業所を支社に昇格改称 |
1967年4月 |
広島市に広島電機工場を設置 |
1973年5月 |
東京証券取引所の市場第二部に上場 |
1974年12月 |
本社を東京都千代田区二番町9に新築移転 |
1975年1月 |
シンガポール支店を設置(2021年6月廃止) |
1978年6月 |
仙台、名古屋(現・中部)、九州、各営業所を支社に昇格改称 |
1979年2月 |
札幌営業所を北海道支社に昇格改称 |
1985年9月 |
ブルネイ支店を設置(2003年9月廃止) |
1986年2月 |
千葉市に千葉電機工場を設置 |
1992年10月 |
商号を「山陽電気工事株式会社」より「株式会社サンテック」に変更、仙台支社を東北支社に改称 |
1993年9月 |
香港支店を設置(2006年3月廃止) |
1996年6月 |
本社を東京都千代田区二番町3番地13に新築移転 |
1996年8月 |
ミャンマー支店を設置 |
2000年3月 |
倉敷市に倉敷配電センターを設置、広島県神辺町(現・福山市)に福山配電センターを設置 |
2000年9月 |
台北支店を設置 |
2003年8月 |
中国に山陽機電技術(上海)有限公司(現・連結子会社)を設立 |
2004年7月 |
株式会社システック・エンジニアリングを設立 |
2005年10月 |
S. E. C. T. COMPANY LIMITED(現・連結子会社 SECT COMPANY LIMITED)の増資を引受 |
2007年1月 |
PFIさくらんぼ東根学校給食サービス株式会社(現・非連結子会社)を設立 |
2009年1月 |
SECM SDN.BHD.(現・連結子会社)とSEC MASHIBAH SDN.BHD.(現・連結子会社)の株式取得 |
2009年11月 |
株式会社セルメックを設立(2017年2月清算) |
2010年1月 |
SANYO ENGINEERING & CONSTRUCTION VIETNAM CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立 |
2012年10月 |
山口宇部ソーラー株式会社(現・非連結子会社)を設立 |
2014年8月 |
武蔵野工業株式会社(現・連結子会社)の株式を取得 |
2015年1月 |
株式会社システック・エンジニアリングの全保有株式を同社に譲渡 |
2016年12月 |
バングラデシュ支店を設置 |
2017年2月 |
SEC(S)PTE. LTD.(現・連結子会社)を設立 |
2017年12月 |
三喜産業株式会社(現・連結子会社)の株式を取得 |
2018年10月 |
SECM SDN.BHD.(現・連結子会社)がPT SECM TECH INDONESIA(現・連結子会社)の株式を取得 |
2019年6月 |
SANYO ENGINEERING & CONSTRUCTION VIETNAM CO.,LTD.(現・連結子会社)がSEAPRODEX REFRIGERATION INDUSTRY CORPORATION(現・持分法適用関連会社)の株式を取得 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 |
2023年4月 |
電力本部に東京支社、国際事業部に東京支店を設置 |
事業内容
サンテックグループは、総合設備工事業者として、幅広い事業セグメントを展開しています。同社とその子会社13社、関連会社3社から成るグループは、内線工事、電力工事、空調給排水工事、および機器製作を主要な事業内容としています。具体的には、屋内外の電気設備工事、内線通信設備工事、各種プラントの電気・計装設備工事の設計と施工、送配電線工事(架空・地中)、発変電設備工事、情報通信設備工事の施工、空調設備工事、給排水設備工事の設計と施工、さらには高低圧受配電盤、各種分電盤、制御盤、監視盤、操作盤等の電気関連機器の設計、製作及び保守を手がけています。
また、同社グループの主な関係会社には、三喜産業㈱(内線工事)、山陽電気工事㈱(電力工事)、武蔵野工業㈱とニイヤマ設備㈱(空調給排水工事)、PFIさくらんぼ東根学校給食サービス㈱、山口宇部ソーラー㈱、宇部東メガソーラー㈱、黒瀬町メガソーラー(その他)が含まれます。さらに、東南アジア地域では、SEC MASHIBAH SDN. BHD.、SECM SDN. BHD.、SECT COMPANY LIMITED、SANYO ENGINEERING & CONSTRUCTION VIETNAM CO.,LTD.、SEC(S)PTE. LTD.、PT SECM TECH INDONESIA、SEAPRODEX REFRIGERATION INDUSTRY CORPORATIONが内線工事、電力工事、空調給排水工事を手がけており、その他アジアでは山陽機電技術(上海)有限公司が事業を展開しています。これらの事業を通じて、サンテックグループは幅広い設備工事のニーズに応えています。
経営方針
サンテックグループは、総合設備工事業者として、その経営方針において自然環境の保護、顧客満足の追求、創造的かつ積極的な行動を掲げています。同社は、社会的責任と高い倫理観を基盤に、企業価値の向上と社会への貢献を目指しています。2022年度から始まる第13次中期経営計画では、Innovationへの取り組みを通じて持続的な成長を目指し、営業利益10億円の安定的確保や適正な利益配分を目標に掲げています。
重点方針として、事業基盤の強化、安全・品質の確保、人財の確保・育成、生産性・収益性の向上、ガバナンスの確保、そしてSDGsへの取り組みが挙げられています。これらの方針に基づき、再生可能エネルギー事業や電力安定供給インフラ事業の推進、DX推進による業務効率の改善、外国人社員の採用・育成など、多岐にわたる施策を推進しています。
経営環境においては、ウィズコロナの下での景気回復が期待される一方で、世界的な金融引締めや海外景気の下振れリスクが懸念されています。建設業界では、公共投資の底堅い推移や民間設備投資の持ち直しが見込まれるものの、資材価格の高騰や供給制約に注視が必要とされています。サンテックグループは、これらの環境下でもInnovationに積極的に取り組み、持続的成長を目指しています。