ファースト住建JP:8917株価

時価総額
¥197.8億
PER
10.9倍
戸建・マンション開発の有力企業。在来工法の木造建売分譲、規格型注文住宅『オーダーキューブ・システム』やリノベーション販売を展開。令和7年11月1日付で付随業務の一部を子会社へ移管。近畿圏、愛知、広島、福岡、千葉、埼玉、神奈川、東京都、兵庫を中心に展開。

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事業内容

ファースト住建は、住宅の企画・建築・販売を主軸とする不動産・建設会社です。主力は戸建分譲で、分譲用地の仕入れから建売住宅の企画・建築・販売、引渡し後のアフターサービスまで一貫して行っています。加えて注文住宅の請負や保険の代理業務などの付随サービスも手掛けています。

同社の主要な顧客は個人の住宅購入者で、販売は主に地域の不動産仲介会社を通じた仲介で行うため、戸建分譲の販売収入が収益の中心です。これに加えて請負工事の工事収入、マンション分譲やリノベーション販売の売上、所有物件の賃貸収入や付帯サービスの手数料が収益構成を支えています。

事業は大きく戸建事業とマンション事業等に分かれており、戸建事業では近畿圏や東海、九州など複数の地域で建売住宅の供給と請負工事を行っています。マンション事業等は新築分譲、中古マンションの改装・再販、賃貸運営に加え、戸建で培った木造技術を活かした大規模木造の請負(特建事業)も含め、外部の施工業者や販売代理と連携して進めています。

経営方針

同社は戸建住宅の供給棟数を増やして市場シェアを拡大し、収益拡大を図ることを成長戦略の中核としています。具体的には既存エリアの深耕に加え年間2〜3支店の新設を目標に事業エリアの拡大を進め、現在はグループで35拠点を展開しています。財務面では売上高経常利益率10%以上、自己資本当期純利益率10%以上、棚卸資産回転率年3回転を目標に掲げ、収益性と資本効率の確保を重視しています。

重点投資分野としては、分譲用地の仕入れや地域に密着したマーケティング、商品企画力の強化に資源を投じています。差別化は「地域に根ざした暮らし重視」「街の景観を形成する美しさ」「基礎・構造の安心」「先端技術による居住性向上」の4つのキーワードで図っており、仕入れからプランニング、許認可取得まで自社で企画力を高めることで競合と差をつけようとしています。営業・工事ともに販売や施工の一部を外部に委託する少数精鋭体制を維持し、工程・品質・コスト・安全の管理に人的資源を集中させています。

新市場開拓や事業拡大では、戸建分譲を柱にしつつ注文住宅の請負、マンション分譲・賃貸、リノベーション、さらには大規模木造建築の請負(特建事業)など周辺領域の育成を進めています。最近はM&A(グループ会社の株式取得)で事業エリアと拠点数を拡充しており、各社の強みを相互補完させることで第2・第3の収益の柱をつくり、将来の住宅需要変化に備えた経営の安定化を目指しています。

技術革新への取り組みとしては、居住性を高める先端技術の導入と併せて施工体制の効率化を進めています。人材面では新卒定期採用や実務研修、社内外講師による研修、資格支援制度で人材育成を強化し、施工リソース確保のため協力業者の開拓や外国人技能実習生・特定技能者の受け入れも行っています。こうした技術・人材両面の投資で商品力と施工の安定性を高め、顧客満足と事業スピードの向上を図ることを同社は目指しています。