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ディスラプターズJP:6538
事業内容
株式会社ディスラプターズは、2024年10月1日に持株会社体制に移行し、株式会社キャリアインデックスから社名を変更しました。ディスラプターズの収益構造は、子会社からの経営管理料、経営指導料、配当収入を中心に構成されています。
ディスラプターズは、連結子会社を通じて「マーケティング事業」と「DX事業」を展開しています。マーケティング事業は、株式会社キャリアインデックスと株式会社ホワイトキャリアが担当し、HR領域や不動産領域でのサービスを提供しています。
キャリアインデックスは、転職情報サイト『CAREER INDEX』やアルバイト・派遣情報サイト『Lacotto』などを運営し、求人情報を一括検索できる「ポータルオブポータルズモデル」を活用しています。また、不動産賃貸情報サイト『DOOR賃貸』や『キャッシュバック賃貸』も展開しています。
ホワイトキャリアは、主に正社員を希望する求職者に対し、職業紹介サービスを提供しています。自社のマーケティングノウハウを他の職業紹介事業者にも提供し、収益を上げています。
DX事業は、株式会社マージナル、ContractS株式会社、株式会社Sales Xが担当しています。マージナルはオンライン面接システム『BioGraph』を提供し、ContractSは契約プロセス管理システム『ContractS CLM』を展開しています。
Sales Xは、SaaS型営業支援クラウドサービス『Leadle』を提供し、DXコンサルティングも行っています。これらのサービスを通じて、企業のDX化を支援し、業務効率化や生産性向上に貢献しています。
経営方針
株式会社ディスラプターズは、2024年10月に持株会社体制に移行し、社名を変更しました。同社は、デジタル技術とイノベーションを駆使し、様々な事業ドメインでの革命を目指しています。特にマーケティング事業とDX事業を通じて、従来のビジネスモデルを変革し、新たな基準を生み出すことに注力しています。
ディスラプターズの成長戦略は、マーケティング事業におけるHR領域でのアライアンス・マーケティングの拡大にあります。これにより、収益の増大を図るとともに、AIを活用した制作業務の効率化を進めています。また、不動産領域では、個人向けサービスの収益力を強化し、法人向けサービスでは仲介型ビジネスモデルへの進化を目指しています。
DX事業では、SaaSサービスの提供とDX営業支援を両輪として、サービス開発と販売の拡大を進めています。特に、顧客需要を的確に捉えることで、売上の増大とコストの低減を図っています。また、グループ内でのDX営業支援を推進し、リソースの最適化と利益の最大化を目指しています。
ディスラプターズは、営業体制の強化やマーケティングの強化、ブランド構築、優秀な人材の確保・育成を優先課題としています。特に、持株会社化を機に事業会社間の連携を深め、新規顧客開拓と既存顧客へのクロスセルを進めることが重要とされています。
さらに、システム開発や保守管理体制の充実、新領域への事業展開も重要視しています。これにより、取引先の満足度とユーザーの利便性を向上させ、新しい収益モデルの構築に取り組んでいます。ディスラプターズは、持続的な利益成長を目指し、売上高や営業利益、経常利益を重視した経営を行っています。