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クラウドワークスJP:3900
沿革
2011年11月 2011年11月 2012年2月 2012年3月 2013年2月 2014年2月 2014年10月 2014年12月 2015年1月 2015年4月 2015年11月 2016年12月 2017年4月 2017年5月 2017年8月 2017年9月 2017年11月 2018年1月 2018年2月 2018年5月 2018年7月 2018年12月 2019年4月 2019年5月 2019年6月 |
クラウドソーシング(注)サイトの運営を目的として、東京都新宿区においてクラウドワーク株式会社を設立 社名を株式会社クラウドワークスに変更 本社を東京都港区赤坂に移転 クラウドソーシング「クラウドワークス(CrowdWorks)」のサービス開始 本社を東京都渋谷区道玄坂に移転 国土交通省、総務省、厚生労働省、経済産業省、四省が後援する「第14回テレワーク推進賞」で、最高賞である「会長賞」を受賞 本社を東京都渋谷区神南に移転 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 経済産業省創設 第1回「日本ベンチャー大賞」でワークスタイル革新賞を受賞 クリエイターに特化したマッチングサービス「クラウドテック」の開始 本社を東京都渋谷区恵比寿に移転 関西エリアのクラウドソーシング普及のため大阪営業所を開設 オンライン秘書マッチングサービス「ビズアシスタントオンライン」を開始 株式会社gravieeを子会社化 顧問マッチングサービス「ブレーンパートナー」を開始 九州エリア初の拠点 福岡営業所を開設 中期経営方針として「クラウドスコア構想」を発表 株式会社電縁の67%の株式を取得し、子会社化 習い事マッチングサービス「サイタ」事業を譲受 株式会社ビズアシ、株式会社ブレーンパートナーを分社化 株式会社電縁を完全子会社化 三菱UFJフィナンシャル・グループとフィンテック推進に向け資本業務提携 大和証券グループと資本業務提携 三菱UFJフィナンシャル・グループの戦略子会社Japan Digital Design株式会社とウォレットアプリ開発を目的とした合弁会社 株式会社クラウドマネーを設立 株式会社ビズアシ「Work story Award2018」を受賞 株式会社ビズアシ 大阪営業所を開設 ウォレット事業からの撤退により、株式会社クラウドマネーを解散 SDGsの取組み「包括性プロジェクト」を開始 |
2020年6月 2020年7月 2021年1月 2021年8月 2021年10月 2021年11月 2022年4月 2022年4月 2022年10月 2023年4月 2023年10月 |
株式会社ブレーンパートナーを吸収合併 受託事業の子会社である株式会社電縁、アイ・オーシステムインテグレーション株式会社をSBテクノロジー株式会社に売却し、受託事業から撤退 株式会社ビズアシおよび株式会社gravieeを吸収合併 プロジェクト管理サービス「クラウドログ」、IT導入補助金2021の対象サービスとして認定 コデアル株式会社の株式を取得し、連結子会社化 創立10周年、新ミッション「個のためのインフラになる」に変更 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 オンライン月額定額決済サービスを運営する株式会社グルトの株式を取得し、子会社化 RPAでDXを推進する Peaceful Morning株式会社の株式を取得し、連結子会社化 正社員副業人材特化のマッチングサービスを運営する株式会社シューマツワーカーの株式を取得し、連結子会社化 コデアル株式会社を吸収合併 クリエイター特化の人材派遣・転職サービスを運営する株式会社ユウクリの株式を取得し、連結子会社化 |
事業内容
クラウドワークスは、「個のためのインフラになる」というミッションのもと、インターネットを活用したオンライン人材マッチング事業を展開しています。同社は、日本最大級のオンライン人材プラットフォーム「クラウドワークス」を中心に、企業と個人の直接マッチングをサポートしています。このプラットフォームでは、企業が仕事を依頼し、個人がスキルや条件に合致する仕事に応募することでマッチングが成立します。また、エンジニアやデザイナーを対象としたエージェント型サービス「クラウドテック」、事務アシスタント専門の「ビズアシ」、ハイクラス副業人材向けの「クラウドリンクス」「リンクスエージェント」など、特定のニーズに応える複数のサービスを提供しています。
さらに、クラウドワークスはビジネス向けSaaS事業も手がけており、企業向けの業務管理ツール「クラウドログ」を展開しています。このツールは、特に大手企業の顧客開拓に注力し、導入社数の増加と共に成長を続けています。
マッチング事業における課金形態は、ダイレクトマッチングのシステム利用料(手数料)やオプション料、データベース課金契約の月額利用料、エージェントマッチングの業務委託料+手数料など、多岐にわたります。これらの収入を売上として計上しており、個人が時間や場所にとらわれずに働ける環境の提供や、企業が必要な時に適切なスキルを持つ人材を見つけられる仕組みを実現しています。
経営方針
クラウドワークスは、インターネットを活用したオンライン人材マッチング事業を通じて、「世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」というビジョンを追求しています。同社は、企業と個人の直接マッチングをサポートする日本最大級のオンライン人材プラットフォーム「クラウドワークス」を中心に、特定のニーズに応える複数のサービスを提供しており、ビジネス向けSaaS事業も展開しています。
成長戦略として、クラウドワークスは流通取引総額と売上総利益の最大化を最優先事項と捉え、事業に再投資することで継続的な成長と利益拡大を目指しています。特に、慢性化する人手不足の問題に対応し、企業のフレキシブルな人材活用ニーズに応えることで市場拡大を図っています。また、中期経営目標として「売上総利益CAGR20%以上10年継続」を掲げ、新たに売上高300億円、EBITDA(Non-GAAP)25億円、営業利益年間成長率+10%以上を目指す「YOSHIDA300」を追加しました。
この目標達成に向け、マッチング事業のアカウントセールス体制の強化、SaaS事業の成長、M&Aによる規律ある投資、人材育成、そして人的資本経営による企業価値向上に取り組んでいます。さらに、サービスの安全性及び健全性の確保、人材の育成、認定ワーカーの確保、M&Aとシナジーの創出、内部管理体制の強化など、中長期の成長に向けて対処すべき課題にも注力しています。
クラウドワークスは、柔軟な働き方を実現・体現する企業として、フルフレックスやフルリモートワークなどの人事制度を導入し、社員の働き方の柔軟性を高めるとともに、生産性向上にも取り組んでいます。これらの戦略を通じて、同社は継続的な成長を目指しています。