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東栄リーファーライン【JP:E04267】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
東栄リーファーラインは、遠洋漁業に特化した海運会社として、超低温冷蔵船による冷凍まぐろの運搬を主力事業としています。同社は8隻の超低温冷蔵船を運航し、往航では海外の漁船向けに冷凍餌料や漁労資材を運び、復航では日本や外国の漁船が漁獲した冷凍まぐろを運搬しています。
同社の主要顧客は遠洋マグロ漁業に従事する日本および外国の漁船会社で、収益は海運サービスの運賃収入が中心となっています。また、東南アジアを中心とした貿易事業では、航海機器や漁具、水産加工品の輸出入業務も手がけており、漁業関連企業との幅広い取引関係を構築しています。
同社の事業は4つのセグメントで構成されており、主力の海運事業に加えて、貿易事業、洋上給油事業、船舶貸渡事業を展開しています。洋上給油事業では漁船への燃料供給サービスを提供し、船舶貸渡事業ではケミカルタンカーの定期傭船業務を行うなど、海運業を軸とした多角的な事業展開を進めています。
経営方針
東栄リーファーラインは、厳しい経営環境の中でも安定した収益確保を第一として企業価値の増大を目指しています。同社を取り巻く環境は、漁獲規制の強化や漁獲不振、為替相場や燃料油価格の変動など不確定要素が多い状況ですが、顧客ニーズに合致する高品質なサービス提供により、冷凍水産物運搬とまぐろ漁業分野での持続的成長を追求しています。
同社の重点投資分野は船舶更新と海外展開にあります。コア事業の安定継続を目的として、来年2月竣工を目標に超低温冷蔵船を新造中で、今後も高船齢船舶の代替を積極的に推進していく計画です。また台湾子会社の事業強化により、地理的優位性を活かした海外漁船主向けサービスを拡充し、独自の運搬船オペレーションや新規商材開拓を通じて外部売上の増大を図っています。
新市場開拓では、まぐろを中心とするコア事業に続く新たな収益源として船主業などへの進出を積極的に検討しています。同社は事業環境の変化を適宜分析し、発展が見込める業務を的確に捉える一方で、既存業務の深化や縮小の判断を大胆かつ迅速に進める方針を打ち出しており、経営資源の選択と集中による効率化も重要な戦略として位置付けています。
従来からの課題である財務体質の強化と企業の社会的責任への取り組みも継続して推進しており、これらの取り組みを通じて持続可能な成長基盤の構築を目指しています。同社は変化する市場環境に対応しながら、専門性を活かした差別化戦略により競争力の維持向上を図っていく構えです。