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損害保険ジャパン【JP:E03827】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
**損害保険ジャパンの事業概要**
損害保険ジャパンは、SOMPOホールディングス�傘下の大手損害保険会社として、自動車保険や火災保険をはじめとする各種損害保険商品を提供しています。同社は国内外で保険事業を展開しており、個人から法人まで幅広い顧客の様々なリスクに対する保障を手がけています。
同社の主要顧客は個人の自動車保有者、住宅所有者、そして中小企業から大企業までの法人顧客です。収益構造は主に顧客から受け取る保険料収入が中心となっており、支払う保険金との差額や運用益が利益の源泉となっています。国内市場での安定した顧客基盤に加え、海外事業の拡大により収益の多様化を図っています。
事業セグメントは大きく国内損害保険事業、海外保険事業、確定拠出年金事業等に分かれています。国内事業では自動車保険、火災保険、傷害保険などの主力商品に加え、企業向けの各種賠償責任保険も取り扱っています。海外事業では子会社や関連会社を通じて、アジアを中心とした海外市場での保険サービス展開を積極的に進めています。
経営方針
損害保険ジャパンは2024年から2026年までの中期経営計画において、修正連結ROE13~15%と修正EPS成長率年率12%超という野心的な数値目標を掲げています。同社は「安心・安全・健康」であふれる未来の実現を目指し、レジリエンスの向上と持続的な企業価値向上を経営戦略の中核に据えています。2024年度実績では修正連結利益3,234億円を達成し、修正連結ROEは9.2%となりました。
重点投資分野では、人材強化に向けた300億円規模のファンド設立が注目されます。同社は生成AIやデジタル技術を活用したデータ主導のオペレーション構築に積極投資し、業務の効率化と自動化を推進しています。また、グローバルなアンダーライティング専門性の向上と、顧客・ブローカーネットワークの拡充により、巨大化・複雑化するリスクへの対応力強化を図っています。政策保有株式については、当初計画の6,000億円から8,000億円以上への売却目標引き上げを発表し、事業基盤の再構築を加速させています。
新市場開拓では、国内外の事業を「SOMPO P&C(損害保険事業)」と「SOMPOウェルビーイング」の2つのビジネス領域に集約し、それぞれにビジネスCEOを配置する新体制を構築しました。海外保険事業では規律ある拡大により2025年度に修正利益2,030億円を目指し、米国、英国、欧州、アジア等での地理的拡大を継続しています。ウェルビーイング事業では、人生100年時代に対応した健康応援サービスや介護事業の品質向上を通じて、新たな成長エンジンの育成を進めています。
技術革新への取り組みとして、同社は従来の業界慣習からの脱却を掲げ、保険本来の価値提供で顧客に選ばれる企業への変革を目指しています。商品開発から保険金支払いまでの全工程で効率化・自動化を実現し、データ分析を活用したリスク評価の高度化を推進しています。センターオブエクセレンス構想により、グループ内でベストプラクティスを共有し、日本発のグローバル企業への進化を加速させる計画です。ただし、業務改善命令への対応も並行して進めており、コンプライアンス体制の再構築が重要な経営課題となっています。