YKKJP:E02368株価

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ファスニング製品・建材製造の大手。ファスナー等のファスニング製品とカーテンウォール、窓、サッシ等の建材製品を展開。子会社118社・関連会社3社のグループ体制で事業運営。

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事業内容

YKKは、ファスナーをはじめとするファスニング製品と建築用サッシなどの建材を主力事業とする製造会社です。同社は世界70カ国以上で事業を展開し、衣料品から建築まで幅広い分野で使用される製品を提供しています。創業以来培ってきた金属加工技術を核として、日常生活に欠かせない製品を製造しています。

同社の顧客は、衣料品メーカーから建設会社まで多岐にわたります。ファスニング事業では世界の主要アパレルブランドや縫製メーカーが主要顧客となり、建材事業では住宅メーカーやゼネコンなどの建設業界向けに製品を供給しています。グループ全体で約120社の子会社と関連会社を持ち、グローバルな供給体制を構築して安定した収益基盤を確立しています。

事業は大きく3つのセグメントに分かれています。ファスニング事業では衣料用ファスナーや産業用ファスナーを製造販売し、AP事業では住宅・商業建築向けの窓やサッシ、外装材を手がけています。その他事業では、主力事業を支えるアルミ製錬や不動産管理などの関連サービスを提供し、グループ全体の事業基盤を支えています。

経営方針

YKKは、2025年度から2028年度までの第7次中期経営計画において「Prosper Together for a Sustainable Future『持続可能な未来へ、共に発展』」をビジョンに掲げています。同社は課題解決力の追求を目指し、「共感力」「技術革新」「人的資本」の3つを最重要ポイントとして位置づけています。ファスニング事業では「ONE YKKによる持続可能社会実現への貢献」を、建材のAP事業では「収益構造の変革」と「技術革新による価値創造」を中核戦略として事業を推進する計画です。

重点投資分野として、YKKは2025年度に総額803億円の設備投資を計画しており、特に成長が期待されるISAMEA・ASEAN・中国地域に541億円を配分する予定です。差別化戦略では、アパレル業界の小ロット・短サイクル化に対応するため、これまで培った無停止・無人生産ラインの要素技術を活用したスマートファクトリー基盤の確立を進めています。また、サステナビリティ関連とデジタル関連技術への重点投資を通じて、競合他社との技術格差を拡大していく方針を示しています。

新市場開拓では、ファスニング事業で未獲得市場の調査・開拓を積極的に推進し、全世界の消費者にYKK製品を届けることを目標としています。AP事業では、日本国内でリフォーム・改装分野への事業シフトを図る一方、海外では北米での西部エリア展開や中国での高断熱商品投入、さらには欧州市場への新規参入を検討するなど、グローバル展開を加速させています。これらの取り組みにより、AP事業全体における海外販売構成比の拡大を目指しています。

技術革新への取り組みでは、同社は2021年度にテクノロジー・イノベーションセンターを設置し、現行事業の競争力強化に直結する技術開発と、中長期を見据えた新技術・新事業領域の探索を同時に進めています。サーキュラーエコノミーへの移行を支援する商品開発や、デジタル技術を活用して顧客と生産現場、世界の工場を連携させる業務基盤の構築など、社会課題の解決に貢献する技術開発に重点的に取り組んでいます。