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日信工業【JP:E02235】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
日信工業は自動車用のブレーキシステムおよび部品の製造・販売を主力事業とする専門メーカーです。同社は四輪車・二輪車向けの幅広いブレーキ関連製品を手がけており、電子制御ブレーキシステムや安全装置など、最新技術を駆使した高機能製品も提供しています。また切削工具などの関連事業も展開しています。
同社は本田技研工業と継続的で緊密な事業関係を築いており、安定した受注基盤を確保しています。製品は日本国内だけでなく、北米、アジア、南米、欧州の幅広い地域で製造・販売しており、グローバルな供給網を構築しています。世界各地に18の子会社と3つの関連会社を展開し、地域密着型の事業運営を行っています。
事業は主に四輪車用部品と二輪車用部品に分かれています。四輪車向けではディスクブレーキやドラムブレーキといった基本的な制動装置から、横滑り防止装置や電動パーキングブレーキなどの先進安全技術まで幅広く製造しています。二輪車向けでは前後輪連動ブレーキやアンチロック・ブレーキ・システムなど、二輪車特有の安全性向上に寄与する製品群を展開しています。
経営方針
日信工業は2020年度からスタートした第14次中期経営計画のもと、「技術と信頼で成長を加速するための確固たる企業基盤をつくり上げる」ことを基本方針に掲げています。同社は長年培ってきたアルミ鋳造技術とブレーキ技術を活用し、社会の普遍的ニーズである「環境」と「安心」に焦点を当てた事業展開を進めています。計画では安全と品質の高位平準化、次世代商品創出に向けた開発力強化、利益体質の着実な向上、人材マネジメント充実による企業風土の進化の4つの重点課題に取り組んでいます。
重点投資分野では、自動車の電動化と燃費向上に貢献するアルミ高付加価値製品の開発に注力しています。同社は開発力と製造技術の強化を通じて品質および価格競争力の更なる向上を図り、世界中の顧客への高品質で廉価な商品供給体制の構築を目指しています。また、製品の工程保証度向上などの施策を通じて、ものづくり企業として不可欠な安全と品質を高いレベルで維持する取り組みを強化しています。
新市場開拓においては、計画中の経営統合を見据えながら、電動化や自動運転化といった社会ニーズにグローバルで対応する体制を構築しています。二輪車ブレーキシステム事業では、先進ブレーキ適用義務化に対応した高付加価値商品であるCBSやABSの開発・拡販を進め、成長市場でのシェア拡大を図っています。四輪車事業では、2020年2月に子会社化した日信ブレーキシステムズと中山日信制動器系統有限公司の主力製品である回生協調ブレーキの開発・拡販により、環境車向けビジネスの拡大を推進しています。
技術革新への取り組みでは、100年に一度と言われる自動車業界の変革期に対応するため、次世代商品創出に向けた新価値商品開発体制を強化しています。同社は世界の変化に先がけて顧客と社会のニーズに応える商品を創出し続けることを目標に、コア技術を活かしたアルミ高付加価値商品の開発を加速させています。また、より高度な安全性とモビリティサービスの向上に貢献するため、二輪車および四輪車のブレーキシステム事業での技術革新に継続的に投資しています。