八千代工業JP:E02224株価

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自動車部品製造の有力企業。本田技研工業グループ向けを主力に、燃料タンクやサンルーフなどの自動車部品を製造・販売。親会社は本田技研工業。日本・米州・中国・アジアに20の子会社を展開し、グローバルに事業を運営。

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事業内容

八千代工業は、本田技研工業を親会社とする自動車部品の専門メーカーです。同社は本田技研工業及びそのグループ会社を中心に、国内外の自動車メーカーや自動車部品メーカーに向けて各種自動車部品の製造と販売を行っています。同社グループは本社を含め21社で構成されており、グローバルな生産・供給体制を構築しています。

同社の主要顧客は親会社である本田技研工業とそのグループ会社が中心となっています。本田グループとの密接な関係により安定した収益基盤を確保しており、本田の車両生産に合わせた部品供給を通じて継続的な事業展開を図っています。また、本田以外の自動車メーカーや部品メーカーとの取引も行い、事業の多角化を進めています。

同社の事業は地域別に4つのセグメントで展開しています。日本では同社本体に加え合志技研工業とウエムラテックが製造を担当し、米州では米国、ブラジル、メキシコの5社が事業を展開しています。中国では2社、アジアではタイ、ベトナム、インド、インドネシア、フィリピンの7社が現地生産を行い、各地域の自動車メーカーに部品を供給する体制を整えています。

経営方針

八千代工業は2030年に向けた成長戦略として「Vision2030」を掲げ、「ものづくりの弛まぬ進化でモビリティのキーカンパニーになる」という目標を設定しています。同社は2023年から25年までの3カ年を「変革の仕込みと事業体質の盤石化」の期間と位置付け、自動車の電動化という大きな環境変化に対応するための基盤づくりを進めています。経営指標としては連結営業利益率を重視し、グローバル市場での着実な成長と適正利益の確保を目指しています。

技術革新と競争力強化の分野では、同社は樹脂製品事業において差別化戦略を推進しています。バックドアをはじめとしたモジュール製品の開発に注力し、樹脂成形や塗装などの新たな製造技術の構築を進めています。また、将来のエネルギー源として期待される水素分野では、多様な貯蔵容器のバリエーション展開を計画し、水素社会の実現に向けた準備を着実に進めています。電気自動車向け製品についても新たな魅力と付加価値の高い製品提案を通じて受注拡大を図る方針です。

新市場開拓では、従来の本田グループ以外への販路拡大を積極的に推進しています。新しい顧客の要望に応じた品質と要件を満足できる製品提案を展開し、事業基盤の多様化を図っています。生産面では、前中期で構築した効率的な生産体質をさらに発展させ、生産現場での仕様や工程見直しに加え、将来の自動化を見据えた生産管理領域のデジタル化を全拠点で展開する計画です。購買機能の強化による新規調達先開拓も進め、競争力の高い製品実現を目指しています。

持続可能な経営の実現に向けて、同社は2050年カーボンニュートラルの達成をグローバルレベルで推進し、具体的な施策とロードマップを実行しています。品質保証については、IoTを活用したシステム構築により変化点管理の精度向上を図り、多様化する顧客ニーズにタイムリーに対応できる体制を整備しています。人材育成面では、業務領域を超えた知識習得を可能とする研修体制を充実させ、グローバルで活躍できる柔軟性を備えた人材の育成に取り組んでいます。