キムラJP:7461

時価総額
¥75.4億
PER
8.2倍
住宅用資材やビル用資材の卸売事業、ホームセンター運営の小売事業、不動産賃貸及び販売、足場レンタル、サッシ・ガラス施工事業。

事業内容

キムラは、卸売事業と不動産事業を主に手がけています。卸売事業では、住宅用資材やビル用資材の販売を行っており、住宅金物やエクステリア、機械工具などを取り扱っています。不動産事業では、不動産の賃貸および販売を行っています。

子会社のジョイフルエーケーは、北海道内で最大規模のホームセンターを4店舗運営しています。また、ペット専門店5店舗と資材専門店2店舗も展開しており、DIY用品や家庭用品、ペット用品、園芸用品などを販売しています。さらに、不動産事業も手がけています。

キムラリースは、建築足場のレンタルを専門とする足場レンタル事業を展開しています。この事業は、建設現場での安全性と効率性を高めるための重要なサービスを提供しています。

東洋ガラス工業は、サッシやガラス、建具の施工事業を行っています。これにより、建築物の外観や機能性を向上させるための専門的なサービスを提供しています。

経営方針

キムラは、持続可能な成長を目指し、いくつかの戦略を推進しています。まず、同社は「社会への貢献」、「企業の永続」、「社員の幸せ」を企業理念に掲げ、三位一体経営を実践しています。これにより、顧客、仕入先、そしてキムラ自身が共に成長することを目指しています。

同社は、経営の基本理念として「人と環境に優しい住まい方の創造と提案で社会貢献します」を掲げ、安定した財務体質の維持に注力しています。また、グループ会社間での機能を最大限に活用し、総合力の強化と経営効率化を図っています。

キムラは、経営環境の変化に対応するため、収益性と財務基盤の安定を重視しています。売上総利益を意識した営業活動を行い、自己資本の充実を図りながら、売上高経常利益率とROEの向上に取り組んでいます。

成長戦略として、新商品開発と販売促進に注力しています。特に、オリジナル商品の売上拡大を通じて本州での基盤づくりを進め、換気関連商品の販売強化を図っています。また、小売事業では、顧客満足度向上をテーマに、大型店経営による品揃えと接客力強化を進めています。

さらに、グループ戦略の強化を図り、関連会社と共にシナジー効果を高め、収益基盤の拡大を目指しています。これにより、取引先や顧客の多様なニーズに応える体制を整えています。

優先的に対処すべき課題として、卸売事業では北海道での営業展開と提案型営業を強化し、本州では換気製品の販売拡大を図っています。小売事業では、顧客満足度向上を目指し、接遇改善や適正価格による販売戦略を推進しています。