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じもとホールディングスJP:7161
事業内容
じもとホールディングスは、銀行業務を中心に金融サービスを提供する企業グループです。主に、株式会社きらやか銀行と株式会社仙台銀行を通じて、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務などを行っています。また、公共債や投資信託、保険の窓口販売も手がけています。
じもとホールディングスは、リース業務も展開しています。連結子会社であるきらやかリース株式会社がこの分野を担当し、企業や個人向けにリースサービスを提供しています。これにより、顧客の多様なニーズに応えています。
その他の事業として、じもとホールディングスはクレジットカード業務や信用保証業務、コンサルティング、ベンチャーキャピタル業務を行っています。さらに、事務受託やコンピュータシステムの開発・保守・運用受託業務も手がけています。
株式会社仙台銀行は、クレジットカード業務も一部で行っています。これにより、じもとホールディングスは金融サービスの幅を広げ、地域社会に貢献しています。これらの事業を通じて、同社は地域経済の発展に寄与しています。
経営方針
じもとホールディングスは、宮城と山形をつなぎ、中小企業支援を通じて地域社会に貢献することを経営理念としています。同社は中期経営計画において、「中小企業支援の深化」、「業務変革(DX)」、「経営管理」の3つを主要施策として掲げています。これらの施策は、資本業務提携先であるSBIグループとの連携を活用し、積極的に推進されています。
同社の成長戦略は、取引先の業況改善やグループ業績の回復を目指し、「共通価値の創造」を実現することにあります。ステークホルダーの期待に応えるため、中期経営計画での目標を明確にし、ステークホルダー目線で施策を実行しています。これにより、地域経済の発展に寄与し、信頼回復を図っています。
じもとホールディングスは、地域金融機関としての役割を果たすため、金融テクノロジーの進展や人口減少といった経営環境の変化に迅速に対応することを課題としています。SBIグループと連携し、新たな金融サービスの提供と経営効率化を進め、次期勘定系システムの更新に向けた準備を進めています。
また、きらやか銀行の経営再建も重要な課題です。過去最大の赤字決算を受け、経営陣を一新し、信用リスク管理の強化を図っています。じもとホールディングスと仙台銀行は、これらの取り組みを支援し、着実な経営再建と信頼回復に向けて努力しています。