INCLUSIVE HoldingsJP:7078

時価総額
¥35.6億
PER
-88.3倍
INCLUSIVE株式会社は、デジタルメディア運営支援やニュースレターサービス、地域創生事業、下鴨茶寮ブランドを活用した食関連サービス、宇宙関連事業を展開。

事業内容

INCLUSIVEは、4つの事業セグメントを展開しています。まず、「メディア&コンテンツ事業」では、デジタルメディアの企画や運営支援、ニュースレターサービス、ゴルフテックサービスなどを手がけています。このセグメントは、インターネット上でのユーザー集客と広告収益、個人ユーザーへのコンテンツ販売を通じて収益を上げています。

次に、「企画&プロデュース事業」では、コンサルティングやブランディング支援、広告運用、プロモーション企画、地域創生サービスを提供しています。INCLUSIVEは、事業戦略のコンサルティングからクリエイティブ、PR、コミュニケーション全般をワンストップで提供し、SNS運用支援も行っています。

「食関連事業」では、1856年創業の下鴨茶寮ブランドを基盤に、料亭や百貨店、EC事業を通じて食関連サービスを提供しています。ブランド価値の構築と拡張体験を通じて、国内外での事業展開を強化しています。

最後に、「その他事業」では、宇宙関連事業を含む新規事業を展開しています。LAND INSIGHT株式会社が、衛星データを活用した地方行政のDXサービスを提供し、自治体との協業体制を構築しています。これにより、行政効率化や省人化サービスの事業化を推進しています。

経営方針

INCLUSIVEは、成長戦略として持株会社体制への移行を掲げています。2025年10月1日から、各事業会社が迅速かつ柔軟な経営判断を行い、地域創生事業への転換を進める計画です。これにより、地域観光資源の開発や地域レガシー産業のDXを推進し、企業価値の向上を目指しています。

同社は、メディア&コンテンツ事業、企画&プロデュース事業、食関連事業、宇宙関連事業の4つのセグメントで事業を展開しています。特にメディア&コンテンツ事業では、デジタルマーケティングのDX支援や広告関連サービスのアップセルに注力し、収益化支援と事業コンサルティングを重点領域としています。

企画&プロデュース事業では、地域資源を活用した地域創生事業に注力しています。日本政府の「観光立国推進計画」に対応し、観光拠点のリブランディングや地域発のテックベンチャー支援を通じて、観光と地域産業の活性化を図っています。

食関連事業では、下鴨茶寮ブランドを基盤に、インバウンド需要を見越した新商品開発や高付加価値サービスの提供を進めています。EC事業の海外展開も視野に入れ、ブランド力の強化を図っています。

宇宙関連事業では、LAND INSIGHT株式会社が衛星データを活用した新たなサービス開発に注力しています。農業や防災など多岐にわたる分野での応用を目指し、地域課題の解決に貢献する技術基盤の確立を進めています。