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ソネックJP:1768
沿革
1944年3月 |
沿岸荷役業を営む商運社、松大組、松野組が企業統合し、資本金10万円で株式会社曽根組設立 |
1948年3月 |
建設請負業を開始 |
1949年10月 |
建設業法による兵庫県知事登録第2538号の登録を行う。 |
1950年3月 |
本店を現在地に移転 |
1954年6月 |
丸和運輸株式会社を吸収合併し、海運事業を開始 |
1957年7月 |
名古屋支店を設置 |
1959年9月 |
大阪営業所(現大阪支店)を設置 |
1961年11月 |
播磨建設工業株式会社を吸収合併 |
1962年5月 |
道路運送法による免許大陸第3844号を取得(以降免許区域を拡大。現在、法改正により許可制) |
1966年12月 |
神戸支店を設置 |
1969年7月 |
志方開発株式会社を吸収合併 |
1972年12月 |
建設業法改正に伴い、建設大臣許可(特-47)第505号の許可を受ける。 |
1974年12月 |
子会社株式会社クリエート・プロシードを設立し、産業廃棄物収集運搬業を開始 |
1975年1月 |
明石支店を設置 |
1976年8月 |
宅地建物取引業法による兵庫県知事免許(1)第400048号を取得 |
1986年4月 |
ミサワホーム株式会社と業務提携 |
1992年3月 |
ミサワホーム株式会社との業務提携解消 |
1992年10月 |
商号変更し、株式会社ソネックとなる。 |
1994年6月 |
海運事業から撤退 |
1996年11月 |
大阪証券取引所市場第二部に株式を上場 |
1998年4月 |
子会社ケミカル運輸株式会社を設立 |
1998年10月 |
運輸事業をケミカル運輸株式会社に営業譲渡 |
1999年4月 |
品質マネジメントシステム「ISO9002」の認証を取得 |
2000年3月 |
子会社株式会社クリエート・プロシードが営業を休止し、産業廃棄物収集運搬業から撤退 |
2003年5月 |
品質マネジメントシステム「ISO9001」の認証を取得 |
2004年3月 |
子会社株式会社クリエート・プロシードを吸収合併 |
神戸支店及び明石支店を廃止 |
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2005年4月 |
神戸支店を設置 |
2008年3月 |
環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証を取得 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場 |
2014年6月 |
姫路支店を設置 |
2016年3月 |
東京証券取引所市場第一部に指定替え |
2018年7月 |
ハノイ駐在員事務所を設置 |
2020年6月 |
子会社株式会社SUKOYAKAを設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行 |
事業内容
ソネック及びその子会社2社は、建設事業、運輸事業を主軸に展開し、さらに不動産事業も兼業として手がけています。建設事業では、ソネックと子会社の㈱SUKOYAKAが、民間工事を中心に、新築や増改築など幅広い建築プロジェクトを手掛けています。これには会社や工場、病院や福祉施設、さらにはサービス業から製造業、個人顧客まで多岐にわたる顧客基盤があります。また、土木部門では、主に公共工事を担当し、河川、遮音壁、道路、下水道、土地造成などのプロジェクトを実施しており、広範な官公庁との取引が特徴です。
不動産部門では、不動産の販売及び賃貸業務を行っており、建設と運輸の事業とは異なる市場での収益機会を追求しています。
運輸事業は、子会社のケミカル運輸㈱が担当しており、一般貨物自動車運送事業及び貨物運送取扱事業を展開しています。本社と山口県に営業所を構え、二硫化炭素や液体硫黄、燃料添加剤、水処理薬剤などの化学品をタンクローリーで運搬し、粉体化成品やドラム缶製品を一般トラックで輸送しています。
ソネックグループは、これらの事業を通じて、建設、運輸、不動産という3つの異なるセグメントで事業を展開し、多角的なビジネスモデルを構築しています。
経営方針
ソネック及びそのグループ企業は、建設、運輸、不動産事業を柱に、多角的なビジネスモデルを展開しています。同社は、社是に「誠実と信頼」「人と和」「創意と前進」を掲げ、顧客からの信頼獲得と社会的地位の向上を目指しています。成長戦略として、成長期待分野への参画強化、市場変化への積極的な対応、新技術・新工法の研究、そして人材育成に注力しています。
経営環境の変化に対応するため、同社は顧客満足度を高める品質管理の向上、外部環境の変化や顧客ニーズの的確な捉え方を通じたビジネスチャンスの創出に全社を挙げて取り組んでいます。また、人材の確保と育成、働き方改革の推進にも力を入れており、明るい職場環境の創造を目指しています。
主力の建設事業では、受注拡大と収益確保のために営業エリアの拡大や深耕営業の展開、生産性向上に向けた現場管理体制の効率化を進めています。これらの戦略を通じて、ソネックグループは企業価値の向上を目指しています。同社は、中小企業体質からの脱皮を目指し、経営基盤の安定化と社会的地位の向上に努めています。